亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

写謡「草紙洗い」

2020-07-15 | 能楽
内裏にて歌会があった。黒主と小町が対戦することになった。小町が歌(和歌)をつくるのが上手なので、とてもかなわぬと見てある作戦を練った。さて、その作戦とは。

草紙を洗ったら見事跡形なく消えてしまった。ばつが悪くなった黒主は腹を切ると言い出す。が、小町の寛大な心遣いから仲直りする。
新しい汚れは水で洗っただけで簡単に落ちる。古くなると洗剤を使わないとなかなか落ちない。一週間洗濯物をためてまとめ洗いなんてやっていると生地が傷んでしまいます。
私が一番最初に習ったのがこの曲だった。練習に練習を重ねて一生懸命に覚えた。謡本はくたくたになった。最近はあまり練習をしないので最近手に入れた謡本は新品同様。草紙洗いは今でも確り頭に入っている。最近習った謡本はどうして謡ったのか思い出せないものばかり。謡本を開いてみると本来の読みと違う読み方をする部分がいっぱい出てくる。能楽を鑑賞するのは大変。
巻頭に出ている。小道具は実にシンプルで少ない。どこの会場へ行っても出てくるものはみな同じ。くたくたになった謡本をコピーした。なんとなく使い込んでいるのが感じられると思う。
謡曲教室はいまだに再開が決まっていない。東京は大変だが石川はもう20日以上感染者が出ていない。治療中の人も4人になったと報道されている。もうそろそろいいんじゃないか。第二波なんて考えていたらもう永久に教室は開けなくなる。
19日から国技館で大相撲が始まる。大量にコロナ感染者が出ている東京で、問題が出なければいいが。
コロナは人間様の問題。ワンコは関係なのかな。外へ出ればワンコだらけ、どの犬もマスクなんてしていない。
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