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亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

木賊 (遠くからは見えるけど近くからは見えない)

2021-07-04 | 写謡
筋雲
子どもが人買にさらわれました。
その子が僧に連れられて信濃の国の園原山にやってきた。
そこには木賊(とくさ)を刈って生活をする人たちがいました。
木賊というのは真直ぐに伸びて枝も葉も付けない草です。触るとざらざらしていて物を磨くのに使われるそうだ。

園原山には箒木(はわきぎ)という遠くからは見えるが近くからはみえないという不思議な木が一本あるという。
そこには人買いにさらわれた我が子を探す老人が住んでいて、僧たちをまねき酒を勧めるが・・・・。
目の前にいる子が我が子とは気付きません。
子は父とは分かっているが暫くは伏せていてほしいと僧たちに言う。
親の心を知った松若は名乗りを上げた。
父に再開したにかかわらず名乗りを上げられないとはどんな父だったのだろう。
謡本はくずし書きをしているので元の漢字を見つけるのは大変。
「やがて」辞書で繰ってもそれらしき漢字はない。「軈て」という字はあるが、どう見てもその字には見えない。字は分かっていてもパソコンに入っていない文字もある。そんなときはネットでは当て字を書いてごまかしている。今回はその記事も見当たらなかったので当て字も分からない。

コロナワクチンを接種した妻は未だに副反応とやらに悩まされている。
先日、自分も接種を受けたが何ともなかった。
副反応が出るとは、ワクチンが立派に仕事をしているんだよとなぐさめる。
体調が変わらないとはワクチンが効いているのかどうか分からないということだ。1回目の摂取のときは痛かったが今回は痛くなかった。医師も注射に慣れてきたのかな。
コメント (3)
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