台風対策 露地ハボタン編

は～しんど、
は～腰いた～

台風が来るまでになんとかハボタンのスペーシングが終了しました。

　
雨で濡れっぱなしの状態でハボタンを密集させたままだと、病気がますます蔓延します。
スペーシングすることで少しは病気の感染もマシになることでしょう。殺菌剤も昨日のうちに散布済みです。
それよりも風がトレイの下に入ったときにトレイがひっくり返るおそれがあります。スペーシングすることで風の抜け道を作り、トレイがひっくり返るのを防ぐ効果もあります。

明日も台風対策第３弾をお送りします。
　
それにしても、は～しんど～、は～腰いた～、は～土曜８時ハどうしたどした。

台風対策は雨の降らないうちに

台風が近づいています。
今回の１８号は現在９１０hPaで、超大型台風です。
就農してから５年半たちますが、この期間に日本に影響を与えた台風のなかでも最大ではないかと思います。

今日は雨が降ってきたら作業がしにくくなる台風対策をしています。

この写真はハウスの肩のスプリングの部分の外張りフィルムに亀裂が入っていますので、テープで修繕しています。

このような遮光型の変わったフィルムは耐久性が弱いのか、亀裂の部分がたくさんあります。
　
　

下の写真は、ビニールハウスの外張りフィルムを抑えるバンドが切れているところです。
各ハウスにはバンドが切れている箇所がたくさんあり、そのままほったらかしになっていました。こういった台風がこないと修理などしないものです。
昼から切れたバンドを交換して外張りフィルムを締め付けました。


水曜日はハウスの中での台風対策を行います。

　
　


台風１８号はなんとなく嫌な予感がします。

ハボタン苗の出荷です

まったく色が出ていませんが、ハボタンの出荷をします。

①マルバ種

　
　
②チヂミ種

　
　
③切葉種

　
　
中心部分に発色が見られるのは１０月２０日を過ぎてから。
本格的に発色して出荷するのは１１月上旬からになります。
それまでもうしばらくお待ちくださいね。

ストックは豪華に、生活は質素に

１１月下旬からストックを出荷しますので、その移植を行っています。
品種はビンテージです。銀葉タイプのストックですね。

ストックは就農当初から栽培している品目ですが、最初はキスミーという品種（これは照り葉系です）を栽培していました。ビンテージは２年前から始めました。
ビンテージを１０．５センチのロングポットで栽培すると、一番花と同時に側枝の花も開花してくれるので、とても豪華で魅力的な仕上がりになります。
ただ土の量がものすごく必要になってきますので、出荷時のトレイ運びが大変になることでしょう。

ハボタン・病気・薬・星占い

ここのところ雨が続いており、ハボタンの病気が心配です。
昨日久しぶりの晴れ間にチェックしたところ、病気を見つけました。

①べと病


②軟腐病

　

べと病も軟腐病も少し温度が高く、湿度があり、株が密集していれば多発します。
この季節のハボタンにはつきもので、幽霊に柳みたいなものです。
スペーシングを早めにすると、発生もだいぶん少なくなるのですが、KaLuckでは昨日のような晴れ間にスペーシングをしています。雨が続くとスペーシング作業も遅れ、病気も出てきていいことなしです。
３時間かけてタップリと薬を散布しました。昨日は天候もよかったのでしっかりと薬が乾きましたので、効いてくれればいいのですが。

そして一夜明けて、今日からまた雨の続く毎日が始まりました。

・・・やっぱりそうか、今日の星占い・てんびん座は１２位。
ラッキーポイントはスリーサイズをはかることですって、なんじゃそりゃ！

少し大げさなご来客騒ぎ

熊と鹿とヨトウムシとお年寄りしかいないこの村に、お客さまが来んしゃった。
このお若いお方は、HIJという種苗会社のエリート営業マンS氏だそうな。
おかげで村中はお祭り騒ぎになったんじゃ。

　

　
　
HIJ社というと、同じ兵庫県宝塚市に本社のある種苗会社です。
国内にはたくさんの種苗会社がありますが、KaLuckではこれまでも一番多くHIJ社に種苗を注文しているような気がします。

Ｓ氏にはいつもお世話になっておりまして、私がわからないことがあるとよくメールで質問を投げかけます。
質問の回答レスポンスがものすごく早く、栽培方法や品種の特性などものすごい知識の量をお持ちなので、瞬時に回答をいただけます。
人柄はこの上なく誠実でまじめで人望があつく、車の色は青色で、最も信頼できる人物の一人です。（これぐらいでよろしいでしょうか）

今日は、本年度KaLuckが購入した種子の生育状況の調査や栽培アドバイス、次年度のKaLuckに見合う新商品の紹介ならびに戦略的展開方法などをアドバイスしていただきました。
　
本当にこんな田舎村までご苦労さまでした。ありがとうございます。
　
　　
帰りは村民全員が集合してお見送りさせていただきました。
ほとんどの村民は別れを惜しみ泣いていました。
村では１０月１日は「Ｓ氏の日」と制定する案で持ちきりです。