珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

学校事情3

2018-07-09 | 日記
田舎で育った私が、矢のように変化する時代の後に、都会で子育をして違和感を感じたのは、子どもが修学してからだった。

半数以上が中学受験をするこの辺のエリアでは、子どもたちは4年生くらいから学習塾に通い始める。
小学校から学習塾なんて、私が子どもの時は皆無だったし、受験する子も学年に一人いるかいないかぐらいだったけどね。

遊ぶ時間が限られるので、塾組とそうでない子は自然と二つに分かれてしまう。
塾組は端的にいうと、のんびりしたバカと付き合っている暇などないのである。
6年生の三学期などは、彼らは最初から学校にこない。

義務教育の小学校に来ない?それって不登校やん…???
とびびった私に、皆「この人今頃何言ってんの?」もっとびびっていた。

皆、三学期など、受験にクソの役に立たない無駄な授業を受けてる暇があるかと、ひたすら追い込みに入るのである。
その頃に流行るインフルエンザやノロウイルスにかかって人生を棒にふりたくないという理由で、登校させない親もいる。
学校側もふつうに了承しているので、大手をふってこのようなことが慣行される。

やれやれと思って公立に入れたら、そこも県下でもかなり優秀だと聞いた。
学力テストはかるく平均点を上回るそうで、変な汗が出てしまった。
イジメもない代わりに、クラスにやすらぎと緩和を与えてくれる、不良も問題児もいない。
先生は、児童は塾に通っているという前提で教えてるのか?と思うくらい、「わかっている子相手」の授業をするようである。
授業の半分をわけのわからんクイズを出して、後はパッパと進んでいく数学の授業など、娘には外国語を聞いているようで、すべて家庭教師に丸投げしている。

まあそういう拷問は娘が受けるとして、春の体育際に役員で出席せねばならなくて、しぶしぶ参加したら、役員でもないお母さんたちが大勢見にきていて驚いた。
「中学校の運動会に親が見にくるの?」
がしかし、「この人何言ってんの?アタマ大丈夫か?」と言われそうで呑み込んだ。

あ、ひとつためになった情報があった。
PTA玉入れに参加して、一個も入らなかった私に「玉入れは下から投げるのよ」と教えてくれたお母さんがいた。
知らなかった人は是非参考に(笑)

聞けば、文化祭も見に来る人はいっぱいいるそうだし、部活にも「お世話係」(強制)というママグループがあって、親睦会やら慰労会やらの行事の運営に就かされるとも聞いた。
それから小学校で終わりと思った「引き取り訓練」(災害時の時のために、親が学校に子どもを引きとりにいく訓練)も引き続きあって…

あーーーー!!書いているだけでめんどくさい!!
中学生よ?
中学にもなって親がここまで関与する?
するんやろううね…今はふつうに…
私がおかしいのか…( ̄▽ ̄;)

私にも順応性とか環境適応能力とか、人並みにあると思うけど…いやないのか、欠如してるのだろうか?
馴染めないものは馴染めないものである。
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