珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

犬も喰わない2

2018-09-24 | 日記
ある朝、娘が登校して10分くらいたった頃だろうか。
玄関のチャイムが鳴って、こんな朝っぱらから誰?と思ったら警察官が二人立っていた。
「は?」(ワ、ワタシ何かしましたっけ?!)

びっくりしたら「この辺りで男女の激しい罵り合いと、皿の割れる音がしたと通報がありました」 と言われた。
夫は地方で不在で、残念ながらそれは我が家のことではなかった。

警察官は疑わしそうに私を見て
「奥さん、今朝、皿割りませんでしたか?」
「皿?割ってませんけど」
「15分ほど前に何か物音しませんでしたか?」
「聞いてないですね」
「そうですか。何かあったらまた連絡してください」

何だったんだろうか?

実は私は仕事中、夫婦喧嘩や子どもを怒鳴り散らす声というのは、けっこう耳にしている。
季節によっては開け放した窓から、時には詳細な会話が風に乗り耳に響いてくるのである。
いつだったかも
「そう言ったてな!!オマエがモノを大切にしてるとこなんて、いつあったんだよ!!」
と怒鳴った旦那さんらしき声が聞えて
「そうやね。モノは大切にしないと」
と、草をむしりながらクールに聞いてたりするが。

あるママ友も冷静派で、やはり近所に「常習」の夫婦がいるそうである。
その夫婦は近所でも有名で、奥さんが喧嘩で負った生傷も隠さないタイプなので、私も感覚が麻痺していたわと言っていた。
先日も恒例行事のように始まって、通り一篇の罵倒から
「やれるもんならやってみろ!!」
「刺すわよ!!」
まで確認して、受話器を取ろうとしたけど、本当に包丁を持ったか目視したわけじゃないから止めたと笑っていた。

夫婦の本当のところなんて、他人にはわからないもんである。
激しい喧嘩をしながら案外ケロッとっしてるのかもしれないし、ラブラブな仮面を見せつけながら地獄のような恨みを抱えているのかもしれない。
こればかりは見た目で判断はできないなあと思う。
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