快風丸

俺の船に乗らないか。

本が読みたい

2007-09-13 20:38:53 | Weblog
 6月ごろからずっとLIVEもろもろで、プライベートもバタバタしていた。
ひとり静かに本が読みたいと思っていた。落ち着く時間が欲しかった。

 今、「GOTTA忌野清志郎」、ま、自伝みたいなものだ。
今まで読んでなかったのが不思議なくらいだ。
著者はキティレコード時代の担当プロデューサーらしい。
聞き手になって、清志郎が語るという形式だ。

 生い立ちとか、ギター初めとか、コンテスト、進学、なかなか面白い。
時代背景とか考えるとかなり先進なことをやってたんだなと感心する。

 日本のロックの土台は日本のフォーク、すなわち、70年代に登場するシンガーソングライターがそれであることがはっきりわかった。当時は、エレキギターはとても高価で、またスタジオなんか無かったので、練習場所もない。だからアコースティック楽器が主流。より激しさを求めた者は、ロックへと発展し、より優しさを求めた者はニューミュージックへと発展した。

 著者によれば、清志郎の音楽は、初期のフォーク時代、すでにパンクのごとき激しさと迫力に満ちていたそうだ。

日本のロックの歴史を作った人であることは間違いない。

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