快風丸

俺の船に乗らないか。

バルバロッサと90才

2018-08-14 23:58:41 | Weblog
一人暮らしの母はもうすぐ91。
今日の夕食は、いつものお弁当だが、悪くはないが、価格も安いのだが、栄養面も考えられてるし、毎日毎日持って来てくれてありがたいのだが、物足りないと。

しからば、駅前のレストランへ。
田舎町のイタリアンだが、シェフは、中高の同級生で、長く修行を積んだホンモノ。





冷製スープ。
この、塩味のパイが、絶妙。



地野菜のグリルサラダ。
このひと手間感、そして味の濃い地元の野菜。



鴨のコンフィ。
低温の油で煮たものをグリルしているらしい。
これは絶品。



4種のチーズによるペンネ。
ゴルゴンゾーラの風味が素晴らしい。
そして、ペンネの茹で加減。

シェフにね、プロフェッショナルにね、美味しかったという感想は失礼かなと思った。
感動した。
美味しい食べ物をいただいて感動した。

初めて出会う味。
子供のころには、全部がそうだった。
大人になって、さんざん食べ散らかしてきて、わかったような顔して、飽きただの、大したことないだの。

食べ物の味で感動するって、子供のころに戻る感覚に近いのでは、と思った。