TDLにおけるミッキーマウスは、USJでは、ウッドペッカーなのだろう。
これと戦うには、援軍が必要なのは否めない。
セサミストリート、そして、スヌーピーは、アメリカ出身なので、助っ人として、スジが通っている。
しかし、この子猫ちゃんは、サンリオ。漢字で「山梨王」。
山梨で王様になるという、ベンチャースピリットに満ちたネーミングの
生粋のジャパニーズカンパニーである。
ほんとに、どこにでも顔出すね、キミは。
いや、子猫ちゃん、キッチリその職責を果たしているのは、たいへんりっぱだと
思います。
しかし、主役のウッディー・ウッドペッカーはどう思っているのだろう。
彼に失礼ではないのだろうか。
体育館の裏でタバコ吸いながら、「俺なんかどうせ」が口癖になったりしていないだろうか。
ミニーちゃんに相当する、ガールフレンドのウィニー・ウッドペッカーにいたっては、
名前すら覚えられていないのではないだろうか。
そもそも、テーマパークとして、TDLの二番煎じに甘んじて良いものだろうか。
もっと違ったパークにしてはどうだろうか。キャラクターだのみから脱却するのです。
たとえば、日本のアニメが日本の文化だとして、海外でもウケてたりするわけですが、
そのフラッグシップの作品群は、キャラクターありきで、本来の「マンガ」としての総合的な
クオリティが高いとは言えないというのが自論です。
映画の体験アトラクションに特化するのはどうだろうか。
あっちが野球なら、こっちはサッカーてな具合で、同じ土俵で戦わない。
こっちは、子供だましをやめるわけです。
それとも、ゴジラに破壊してもらうか。