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快風丸

俺の船に乗らないか。

飛べる

2011-12-02 01:20:12 | Weblog

 もう、今まで観た全てのLIVEの次元を超えていました。

3人とも、全てを出し切っていたと思います。いや、サイモンとアンソニーが、上原ひろみにその

全てを引き出されたのです。

世界のトップ・オブ・ザ・トップスが本気になると、そこには、想像を絶する何かが生まれるのです。

この人たち、こんなすごいプレイをもう何公演もこなしている。

日本に来る前は、ヨーロッパツアーで、ドイツ、イタリア、スイスなど、5ヶ国を5日間で回ったそうだ。

19:00開演、途中、15分休憩、21:45まで。

今回、12列24番は、ちょうどホールの真ん中あたり、少し下手寄り。

音響的にも良く、ピアニストの手が見える、なかなか良い席でした。

それにしても、夢の中の出来事のようでした。あっという間に時間が過ぎた。

とにかく、すごい。ハイスピードで音数も多い。奇跡のアンサンブル。

演奏しながら、このまま飛んでいくんじゃないのかと。

曲はポップなのだが、実はとても複雑なリズムでできている。

MCによれば、ステージ上で冒険しているとのこと。常人であれば、再現することすら不可能

なこの曲の中で、さらに冒険しているというのだ。

そして、

「チャレンジできる場を与えていただいて、ありがとうございました。」

この謙虚さよ。

上原ひろみには、全くオーラを感じない。そこがもっともこの人の驚異的なところである。

もう、好きとかファンとかじゃ足りません。

耳が聞こえること、目が見えること、同じ時代に存在できたこと、今日という日が来たこと、

感謝の気持ちを忘れずにいたい。