史上最高の2兆円を超える利益を上げたトヨタが14年2月期決算。同年5月の決算発表で豊田社長が「一番嬉しいのは納税できること。社長になってから国内では税金を払っていなかった。企業は税金を払って社会貢献するのが存続の一番の使命だ。納税できた、スタートラインに立てたことが素直に嬉しい」と言ったそうです。
社長になってから5年間、トヨタは法人税を一円も払っていなかったと。
それは、リーマン・ショック時の巨額欠損金の繰り越し控除。受取配当金不算入。外国税額控除。試験研究費税額控除。など優遇税制があるからだそうです。(「前衛」トヨタ1000万台生産でどこにいくのかー、問われる社会責任 岡清彦(ジャーナリスト)著より)
大企業の税制については私には皆目理解出来ませんが、労働者を絞りに絞った揚げ句税金まで払おうとしない大企業、溜め込んだ内部留保金も数十兆円を超えるそうです。
「企業は税金を払って社会貢献するのが使命だ。」と自覚するのであれば、未払いの税金と内部留保金を社会に還元すべきでは無いかと思います。
トヨタのような企業発言を聞いてもそのままにしている、自民。公明政権を今度の選挙で過半数割れにしたいものです。
写真は、ウルトラマン。 記事とは関係ありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます