一昨日、知り合いの生保受給者から「財布を無くしてしまった。1万円貸してください」と電話がありました。その財布には家賃など生活必需費用を払った残りの4万円くらいだそうです。「何時返してくれるの?」と聞きましたら、「来月の支給日に返します」とのことでした。
来月の支給日までというと約20日有ります。スーパーの割引時間に行ってもお弁当が一つ半額の250円くらい。一日2食の生活をしても1万円で20日間です。借金したら、次の支給日から借金返済をしなければなりません。
私の収入はどうか、年金機構からの通知によると生活保護費とほぼ同額です、ほとんど余裕はありません。
親兄弟、友達の葬儀や病気見舞いなどの臨時出費は、大事に大事に退職金を貯蓄してきたものを取り崩さなければなりません。
総務省の家計調査の結果では、高齢者年金世帯の赤字が10年で1.8倍なっていたそうです。年金は削減に次ぐ削減で、真綿で首を絞められるように生活を圧迫してきた結果です。
アベノミクスという政策は、まだ道半ばだと言っていますが何時までたったら終点に着くのでしょうか。阿部さんの言うアベノミクスの果実などは見たこともありません。もし見つけたとしても、干からびて、堅くて歯が立たないでしょう。
こんな生活はもうこの辺でお仕舞いにするためにアベノミクス家族を落選させ平和で国民が仲良く楽しく暮らせる勢力、市民と野党の統一勢力を伸ばし、その中心で頑張っている政党、日本共産党を躍進させましょう。