怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

11月6日  第5回民事訴訟(4回弁論準備手続き)

2012-11-06 08:01:40 | 事故後の動き
昨日主人は午後からの、第4回弁論準備手続きに出掛けて行った。

10/24の第3回弁論準備で、想定外に早い豊橋との和解成立が、大きく報じられたため、
直接弁論準備に出席していない母親の原告である私でさえ、「まだ続くの?」 と主人に訊いた位だ。


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前もって私達は被告となる静岡県教委次長に、民事提訴に踏み切る決意を打ち明けていた。
困惑した次長からは 「できるだけ早くに(裁判を)終わらせて欲しい。」 と繰り返し強く言われた。

それが皮肉にも、
想定外とも言える豊橋市との早期の和解成立に 、段階を踏んで県議会の承認を得る必要のある静岡県教委側がまだ12月も弁論準備を続けなければならない。


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3分で終わった昨日の弁論準備。

その後、静岡県教委の民間人で構成される教育委員会トップの委員長、行政トップである教育長・課長、
3人の我が家への弔問を受けた。

<二度と繰り返してはならない!>という3人の強い意志を聞き、安心した私は改めてお礼を言った。

「 結果として、誠意ある静岡県教委と小プロの両者を巻き込んでしまった民事訴訟でしたが、

裁判所がはっきり 学校の責任 を認め、(全国の学校教育への姿勢に)意味のあった訴訟になりました。 」


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昨日午前中買い物に駅の近くを車で走った私達は、昨日告示された豊橋市長選で、 街頭演説をする対立候補の姿を、複雑な想いで眺めた。

                         まだ遺族に謝罪のない豊橋市長・・




                          私達には市長選なんて関係ない!


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夜になって主人がPCを開くと、
夏に名古屋であった 学校事故・事件を語る会のシンポジウムで主人に私達の事故の事例報告の依頼をした大学教授からの、
いじめ自殺事件の遺族の方から、うちのメールアドレスを教えて欲しいという問い合わせのメールであった。

「メールアドレスならいいよな。」と私に確認をする主人の言葉には、


       娘の死が無駄にならず、多くの命に 微力ではあるが力になっている

                                                        嬉しい実感があった。


そして教授のメールは、「和解が実現するも課題も残されている」で始まっていた。


                              ↑ 静岡県教委に供えてもらった あたたかな花