相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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大正16年…相撲號を落手 !!

2022-08-30 21:09:30 | 日記
 95年前の非常に貴重な古雑誌を
落手する幸運に恵まれた。
 表紙の最上部に“右から左”へ…
「運動全般雜誌野球界臨時增刊
第拾七卷第貳號」とあり、その下
部の題簽は、その侭転載してみれば
「號撲相所場春」となり、右下には
「行發社界球野」━ここまでは何の
変哲もない。右側上部の縦書きに注
目だ。
「大正十六年一月十日發 行」である。

 周知のとおり、大正十五年十二月二十五日
123代の大正天皇が満47歳3箇月で崩御、
「昭和」と改元された。
 病弱のため大正十年に当時の皇太子(のち
昭和天皇)に摂政を任じた━そのため国技
大相撲の「天皇賜杯」は当初「摂政杯」と
呼称されていたのだった。

 従前から「大正十六年…」と記載された
月刊誌━相撲関係に限らず、数種存在した
ことを知っていたが、全然お眼にかかった
ことはなかった。
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「入幕」なる相撲用語を知らない?

2022-08-30 13:32:14 | 日記
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 相撲用語のひとつ「入幕」なる言葉は
大抵の辞書にも載っているようである。
 十両から幕内へ昇進することだが、
江戸~大正期に多かった幕内附出し〔幕
尻格とは限らない。〕は、厳密に云えば
入幕じゃぁないが、拙稿なんかでも広義
に解釈する場合だってある。

 郷土力士の平戸海が新入幕を果した秋
の新番附。ところが当ローカルニュース
なんか「幕内昇進」と云っても「入幕」の
言葉を全然発することはなかったみたい。
 「平戸海が新入幕」とテロップに表示
しない━入幕と云う相撲用語を知らないと
は情けないと思わずにはいられない。

 でも、平戸海の入幕は想定外であり、
鳥渡ばかり評価するのを躊躇せざるを
得ない。名古屋は十両八枚目で10勝5敗。
この地位ならば仮令11勝だって“貧乏神”
止りの星なのである。
 しかも、幕内力士とは全然対戦して
おらず、「実力査定」が不可能じゃぁ
ないか。
 結論としては、星数不足のみならず、
内容的にも幕内〔下位〕としての実績
零であり、九州では十両へ逆戻り❔
コメント (1)
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