相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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『相撲史発掘』第99号 堂々完成 !

2022-01-31 21:25:42 | 日記
 拙作&私家版『相撲史発掘』第99号が
できました。全内容は以下のとおりです。
(題簽は元大相撲立行司40代・式守伊之助氏)

1~4頁
〇全勝力士が消えた星
 ●戦後復興期篇 ㊦
 ◎写真=入幕前の栃錦・若ノ花

5~7頁
〇江戸大相撲熱戦譜
 ●天保十二年春場所
 ◎幕内力士略歴表
折込み
●幕内関係勝負&星取表

8~9頁
〇明治・大正の新聞記事から
 ●大正9.1.21『東京朝日新聞』

10ページ
〇昭和二十年代の重量力士
 ●小結大起ら11名を選抜

折込み表面
〇幕内頂(いただき)・関脇黒岩の
対戦相手地位つき星取表

折込み裏面
〇黒岩のつづき&島根県出身入幕力士一覧

11ページ
〇古今平幕最優秀力士星取表
 ●昭和2年春~同4年春

横書きコラム
☆174年前、史上最低の番附ミス★

 頒布を御希望の方、送料94円切手同封のうえ
〒852-8113 長崎市上野町14-11
       田   中       健
 お問合せは jhisa104@ybb.ne.jp まで…。
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朔太郎の「牽強付会」説❔

2022-01-31 13:46:00 | 日記
※昨日の閲覧…474・訪問者…308
トータル訪問者数 905,326

 萩原朔太郎の長篇「日本國技の洋風化に
ついて」なる論文に…気に喰わない箇所が
まだ あった━。

 昔の角力が、晴天十日間の興行中、幕内力士を
八日もしくは九日間だけ出場させ、特にその土俵
回數をすくなくしたのは、一場所を通じての全勝
者を多くし、橫綱その他の名力士に、土つかずの
花を持たせようとするところの、日本人特有な心
意氣から來てゐる〔後略〕

 鳥渡ばかり難しい四字熟語なら「牽強付会」で
あり、すこし易しい言葉ならば「我田引水」だ━
と、愚考したい。
 ずっと昔、江戸勧進相撲の発足当時の興行日数は
僅かに「6日間」とされて、江戸独特の「縦番附」が
発明された頃「8日間」に延長。更に、安永七(1778)年
から晴天「10日間」に延長され、大正後期まで続いた。
 昔は、屋外での興行だから「雨天中止」であり、しかも
「広報活動」の手段は「触れ太鼓」以外に殆んどなく、
雨が“隔日”に降れば確実に中止され、10日間の日程が
3箇月も要した本場所さえあった。

 9日間出場だって云ったって、横綱稲妻なんか
「9戦全勝」は1度も記録していないことは既述
のとおりだ。
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幕内最多勝利数の軌跡 その146

2022-01-30 21:18:41 | 日記
 天保八(1837)年冬場所。横綱稲妻〔番附
面では西方大関〕は二日目、番附の西方から
東土俵へ廻って登場した新入幕の和田ヶ原に
不覚の“金星”を献上。稲妻の金星は丁度2年
ぶりだった。あと、引分け相撲などもあった
ものの5勝をあげ、入幕以来通算勝利数を
122に伸ばした。
 当場所も欠場力士が多く、九日目まで“皆勤”
したのは、幕内20人のうち、稲妻と東大関の
小柳改め手柄山──両力士だけ。
 尚、「不戦勝」制度なんかないため、相手
休場ならば自らの星取表にも「や」印が記入
されるシステムだから、当時皆勤は“運”にも
左右されるわけ…。
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平成“未使用”『相撲暦』3部作 進呈

2022-01-30 13:41:12 | 日記
※昨日までのトータル訪問者数
 905,018

 日本相撲協会が制作・発行した『大相撲
カレンダー』が平成22年、翌23年、更に
同28年━3部が“未使用”なので、“筒”の
状態で在ります。何れも大きさは横39.5cm
×縦60cmで、保存程度は並以上乃至美品
以下と思って戴いて結構です。尚、平成28年
のもの、最下部余白右側に小さな広告物が
6枚貼りつけられていますが、“骨董価値”を
損なうものではないと確信いたします。

平成22年1月&2月 握手する白鵬・朝青龍
平成23年1月&2月 白鵬の横綱土俵入り
平成28年1月&2月 白鵬・日馬富士・鶴竜

 御希望の方、先着1名様に無代進呈いたします。
運賃のみ負担してください。宅急便の“着払い”にて
…お願いいたします。尚、梱包後の総重量は1kg未
満と思います。

〒852-8113 長崎市上野町14-11
       田   中       健
 お問合せは jhisa104@ybb.ne.jp まで、お気軽に…。
       ☎095-845-6799
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またもや『…起顯』誤謬発見 !

2022-01-29 21:20:06 | 日記
 拙稿「江戸大相撲熱戦譜」─天保
十二年冬場所━にとりかかっている。
 本文は全然未執筆だが、「幕内略
歴」につづいて「幕内関係勝負」の
作成がはじまっている。

 ところが、初日中入り前における
最初の幕内取組を『相撲起顯 八輯
…』で確認しようとして、誤謬発見。

縄ば り  千代ケたけ

 「初日中入後」の幕内2番手に…
狭 布 里  千代ケたけ

 当場所東幕下七枚目の千代ヶ嶽が
初日に対戦したのは西前頭三枚目の
狭布里であって、東幕下三枚目縄張
の相手は西前頭五枚目の千年川だ。 
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