「会ってほしい人がいる」
と、地元の幼稚園の園長に頼まれて出かけてきました。
年長さんの女児のお母さん。
来年から就学予定ですが、ちょっと特殊な障がいがあって
特別支援学級への入学を希望されています。
似た症状は知っているけれど、その診断名を聞いたのは初めてで
最初はちょっと戸惑ってしまいましたが
うちの二男の幼稚園から現在までの経緯を話すと
共感できるところがたくさんあったらしくて
「わかります! 私も同じです!」 と言いながら涙を流していました。
既に療育も受けているし、医療機関にもかかっているし
ネットを駆使して情報を得たり、教育委員会にも足を運ばれています。
園でも積極的に役員をやったり
他の保護者の方たちに娘さんの事を隠すことなく話しているそうです。
でも、昨日のように、そのことについてじっくり話をする機会も人もいなかったということで
すごく感謝されてしまいました。
帰ってきてからも何度もLINEでやりとりし、
「今日はジュリアさんと出会えて本当に幸せな一日でした」
と 言ってくれ、私も嬉しかったです。
そして、二男の小さかった頃のことを思い返す時間にもなりました。
幼稚園から小学校は一番大変な時期だったから。
私も彼女と同じように、色々な所に足を運び、仲間を作り、
ちょっとでもPDDについて知ってもらいたいと思っていました。
当時の自分と彼女を重ねて、助けてあげたい、と思いました。
実は、家もすごく近いことがわかりビックリ。
会うべくして会った・・・
なんだかそんな気がしました。
私は専門家ではないので、直接どうこうしてあげることはできないけれど
お母さんの日々の不安を受け止めるサンドバッグにはなれる気がします。
”共感” の大切さを改めて思った一日でした。