毎日がHappy気分♪

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そんな私の日常を気ままに綴った日記です。

◆アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台◆

2023年04月15日 | 映画でハッピー♪

 今日のシネマ 

2020年 フランス

俳優の名前をクリックすると詳細が見れます

 

刑務所の囚人たちに演技を教えることになった俳優の奮闘を描いたフランス発のヒューマンドラマ。

売れない俳優エチエンヌは、刑務所の囚人たちを対象とした演技ワークショップの講師を依頼される。

サミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」を演目に選んだ彼は、

一癖も二癖もある囚人たちに演技を指導していく。

エチエンヌの情熱はいつしか囚人たちや刑務所管理者の心を動かし、

実現は困難とされていた刑務所外での公演にこぎつける。

彼らの舞台は予想以上の好評を呼んで再演を重ねることになり、

ついには大劇場パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く。

2020年・第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション。(映画comより)

 

 

内容をほとんど知らずに観たんです

 

 

これ日本用のポスターなのですが、

大劇場で喝采を浴びてるこの画を見て

まあ、予定調和のよくあるラストなのね、って思ってたんですよ

 

このポスターの上部に書いてある

 

”圧巻のラストに、あなたは言葉を失う!”

 

・・・実はこれが、

予想していたのとは全然違う!!

驚くべき結末で、言葉を失うことになるのです

 

この映画、スウェーデンの俳優、ヤン・ジョンソンの実体験をもとに

実在の刑務所で撮影されたそうです

演劇矯正プログラム(スウェーデンで本当にあるらしい)を使い

やる気のなかった囚人たちが 次第に結束し、

芝居に取り組んでいき、お客さんに観てもらうことで

生きる価値を見いだしていく

・・・って流れは想定内

 そして、なんだかんだありながらも経験を積み、

ラストのパリ・オデオン座での公演を迎えるわけです

 

この部分は書かないでおきましょう

私は鳥肌が立ちました

”感動” という言葉を使ってよいのかどうか迷うところですが

他の言葉が見つかりません

 

「ゴドーを待ちながら」という戯曲のことを知らないので

そこがわかっているともっと楽しめたかも

『ドライブ・マイ・カー』の冒頭で家福が演じていたのがこれだったそうで

知らなーい 覚えてなーい 

 

主役、エチエンヌには カド・メラッド

監督は エマニュエル・クールコル

 

最初はちょっと退屈に感じるかもしれませんが

予想外の興奮がラストに待っています

そして、今でもヨーロッパ各地でこの芝居が上演されているそうです

 

ああ、でも これってやっぱり ”感動” って言葉でいいのかなぁ・・

なんて エンドクレジットを見ながらもずっと考えてしまった私です

 

 

 

 

 

 

 

2023-21

 

 

 

 

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