今日のシネマ
2014年 アメリカ
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不治の病にかかった若い男女の恋を描いた全米ベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」を、
「ファミリー・ツリー」「ダイバージェント」のシャイリーン・ウッドリー主演で映画化し、
全米で大ヒットを記録した青春映画。
脚本を「(500)日のサマー」も手がけたスコット・ノイスタッター&マイケル・H・ウェバーが担当。
末期のガン患者で酸素ボンベが手放せない少女ヘイゼルは、
両親に言われて嫌々ながら参加したガン患者の集会で、
片脚を切断して骨肉腫を克服した青年ガスと出会う。
ガスは独自の感性をもったヘイゼルに恋をするが、
ヘイゼルは相手を傷つけることを恐れて距離を置こうとする。
しかし、大好きな作家の話題がきっかけで2人は距離を縮めていき、
その作家に会うためオランダへ旅立つ。
そして旅の最終日、ガスはヘイゼルに重大な事実を打ち明ける。(映画comより)
公開された当初から見たかった作品。
お涙頂戴の陳腐なストーリーでは全くなくて、
ガン患者の集会で出会った二人が、”生きるために” 精一杯支え合い、
大切な時間を過ごしていく様子が描かれます。
そして家族の想いも痛いほど伝わってきました。
全体的に悲観的でないのがいい。
え、でもそれってあなたが今健康で他人事だから言えるんじゃない?
って思われるかもしれないけれど
私もガン経験者なので、絶望感や闘病の苦しみはわかっているつもりです。
彼らはそれを経験し、どん底から這い上がり、全てを受入れ、
そして日々、精一杯生きている。
私たちは誰もがいつかこの世からいなくなります。
だからその時がくるまで できるだけ笑いに包まれて過ごしたい。
そんなことを改めて思わせてくれた映画でした。
ヒロインのヘイゼル役は シャイリーン・ウッドリー
この女優さん、知りませんでしたがショートカットの似合う素敵な女性。
彼氏のオーガスタには アンセル・エルゴート
ヘイゼルのママは ローラ・ダーン
そして、このお話の中では唯一異色であり怒りを覚えた作家に
あの ウィレム・デフォー
いつも邦題に文句をつける私ですが、この作品に関しては
文句のつけようがないほどいい。
原題とのつながりが素晴らしい。
音楽もとっても良くてエンディングに エド・シーラン を使うなんぞにくいです。
サントラ買っちゃおうかなぁ・・・(→ この記事書いた数時間後、買っちゃいました)