今日のシネマ
2019年 アメリカ
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凄まじい映画でした。
ボキャブラリーの貧弱な私にはレビューが難しすぎる。
『バットマン』の悪役ジョーカーがなぜ ”悪” になっていったのか、を描いたストーリーですが
あのジョーカーと、ここに出てくるアーサーとはとても同人物とは思えない。
悲しくて苦しくて、そして深い物語でした。
人にはそれぞれ善悪の価値観のラインがある。
時代の流れで少しずつそれも変化はしているけれど
この日常の中で私が何度も感じている、
「私の持つ常識は世の中のそれとはズレているのか?」
という疑問をストレートに投げかけられた気がしました。
ものすごくアーサー(ジョーカー)に共感してしまう自分がいて怖かった。
でも多分、観客は多かれ少なかれ、心の奥底で同じ気持ちを抱くと思います。
ジョーカーを演じた ホアキン・フェニックス のオスカーは間違いないでしょうね。
繊細さと狂気が入り混じった演技は背筋が凍りそうなほどすごかったし恐ろしかった。
影響を受けやすい人、心が弱っている人は観ない方がいいと思います。
でも、でも、でも
観ないとこの映画の凄さがわからない~~~~~
観るならDVDじゃなく、是非、スクリーンで。
他の俳優さんたちは、
ロバート・デ・ニーロ 、 フランセス・コンロイ 、ザジー・ビーツ 、ブレット・カレン
・・・そっか・・・
ブルース・ウェイン・・・それがバットマンの本名だった。
そうつながっていくのか・・・