今日のシネマ
2010年 中国/香港
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BSプレミアムでやっていたのを録画してパパと観ました。
自閉症の息子を持ち、医師から余命3ヶ月と言われた父親が
残された時間で息子に生きる力を教えていくお話。
なんだか微妙な状態の時に観ちゃったなぁ、パパ大丈夫かなぁと
チラチラと顔を伺いながら観ました。
他人事ではないんです。
常々、療育の先生からも 「親が元気なうちに」 と言われているし、
ここへ来て、私の周りの自閉症つながりのお母さんたちが
次々と我が子をグループホームに入所させていて・・・
そういう自分の置かれている立場だったり
映画の中のターフーと次男との共通行動が身に染みて理解できたりして
やっぱり気付いたら目が真っ赤になってました。
どうしても重ね合わせちゃうからねぇ、自分たちと。
でも、泣いて終わり、じゃなくて
やっぱりちゃんと考えなくちゃね、って
パパとしばらくその話で時間を使いました。
決して暗くならないように意識しながら。
あの ジェット・リー がノーギャラで父親役をかって出た、というだけあって
すごくいいお父さんを演じていました。
亡くなるシーンをすっ飛ばしてあるのも あれでいいと思いました。
その後のターフーの頑張りをいっぱい見せてくれて嬉しかったし、
周りの人たちの手助けも また心が温かくなりました。
一日でも長く生きなきゃ。
彼のために。