木になる 木の合う 事柄

今 こんなことをしています。

子供の仏像2

2010-05-26 19:28:53 | 木彫
幼児の仏像の顔      仕上ました。


        これが


        こうなりました。

しまった感じになりました。
                 これで一応満足できました。

全体のタッチを細かく仕上げ  眉・目・口  全てを丁寧に仕上げました。
細かく仕上るためには 刃物を全て改めて研ぎ直さねばなりません。

      ・・・彫るより研ぐほうが大変なのです。・・・

子供の仏像

2010-05-26 08:02:23 | 木彫
彫りかけになっていた子供の仏像の顔     仕上ました。


       子供でも 幼児の顔
       一応それらしくはなっていると思えますが・・・・


      これは 10数年前に彫った仏像の顔。
        ちょっと少年期に入った感じで作った作品。



      これは20年以上前に彫った物  少年の顔です。

少年よりも幼児顔に彫ろうと 試みたのですが・・・
他にいろいろすることがあり 細切れの中途半端な時間しか取れず
         集中して出来なかったからでしょうか   何かしまりません。

10年~20年以上前の作品より見劣りすると言うのは・・・・
      もう少し頑張ってみなければ・・・・

篆刻 「和幸」印

2010-05-25 13:35:25 | 篆刻
「和幸」印を 刻しました。


             大きさ  15mmX15mm

   この大きさで 「和」字の本字にしますと 画数が多くなり かなり窮屈。

   余白の部分を多い目にしましたから それだけに刻することが大変でした。

書・絵画・などはもちろん いろいろな物に使えるようキッチリした雰囲気です。
     ですから 雅印としてだけでなく 普通の時にでも使えるよう配慮しました。

この大きさは 葉書・文庫本・新書・便箋・A4の書類にも使えますから重宝します。

越前 松平家の名品展

2010-05-24 19:32:56 | あんなこと こんなこと
今 福井市郷土歴史博物館で開催中の展示物を 拝見してきました。


        福井の殿様 松平家の名品が展示されています。
             
6月16日は 旧暦ノ端午の節句になるそうですから 子供関係の品が中心でした。 


      子供用の鎧   儀式に使われたそうです。
         「鎧着初め」成長を祈る儀式  その様な儀式があったのだそうです。


     振袖   肩上げ 腰上げがなされています。
            雀の模様が可愛らしい。


    鯉のぼりノ置物   象牙製です。
        子供と鯉は一体ですから 彫技はすごい。

                   他に 絵画・彫金・刀等が展示されていました。

         やはり 殿様は立派な品物を持って居られます。

舎人門

2010-05-24 07:22:33 | 木彫
6年前に建てた 舎人門   福井城 北側の門
          福井市郷土歴史観敷地内に再建しました。


      六年経つとかなり汚れてきます。
      雨のかかる柱の下の部分が薄汚れてしまっています。
年月が経てば汚れる事は仕方のない事ですが、 
汚さないように気を使って加工し 真新しい木の香漂う姿を見ている者にとっては 
                         やはり寂しく残念な事です。


   風雪にさらされ 日光を直接受ける破風板。   割れていないだけでも嬉しい。


この破風板は もっと日光 特に西日を受けますから 傷み激しいかと思ったのですが
                            それほどでもないようです。

さすがケヤキ  この部分は陽が当たるからと材料を選んだだけの事はあります。

もっと 年月を経て全体の色がグレーになると風格が出るのですが
         これから当分の間は 薄汚れた感じが増すことでしょう。

思い出に残る仕事をすると 時折自分の目で確認できることは嬉しい。

材料は一級品ですから 300年は持つと大工達と話していました。

当然 私よりは長生きしますから 死んでからも恥をかき続ける事になる。・・・

文化センター講師会

2010-05-23 16:07:47 | あんなこと こんなこと
木彫講座 講師を担当している福井新聞文化センター
              年に一度講師が集る講師会が 開催されました。
                   会場が暗く 写真が不鮮明で恐縮です。


       いつも気楽に話している スタッフ  緊張の面持ちで挨拶。
           交代勤務ですから 全員の顔を一度に見る事はこの日ぐらい。


        事務的な注意事項が伝達され 書類に見入ります。

その後 懇親会。   講師が一度に集るのもこの日ぐらい。


     どの方が 何の講座の講師やら???

講座数が 190以上あり 受講生が千数百人以上だそうです。

講師のほとんどが女性。     文化は女性によって支えられている。

        ・・・その感を強く認識させられた。・・・

麻の葉  欄間

2010-05-23 07:47:58 | 木彫
刺し子展  開催されているのは 福井の殿様の別邸  養浩館

その建物が復元され 観光施設として公開されている場所。
建物が日本建築で数寄屋造り 凝ったつくりで 私達にも参考になります。


         書院に入っていた欄間  麻の葉模様です。


        細かな模様で 一見組子の作品と思って見ていました。

しかし 良く見ると木目が変   アレッ??   良く見るとこれは一枚の板
何と 一枚の板を 麻の葉模様に 透かし彫りした作品だ!!

何時頃作られた欄間なのだろう?
    今なら 便利な機械がありますが それを使ったとしても大変です。
       電動の機械が無い時代でしたら・・・ 掛かった手間と言ったら・・・・

殿様の別邸ですから お金や 手間の事など 考えていないのでしょう。

観光客も大勢来られる様ですが このことに気付く人はどのくらいいるのだろう??

刺し子展

2010-05-22 21:58:02 | あんなこと こんなこと
刺し子作品の展示会が開かれている。


        刺し子もいろいろ工夫されて 楽しい作品が展示されていた。
               木立の中に展示されていた 木立模様の作品。
        デザインが斬新でユニークだ。


       布の色 使われている糸の色 描かれている模様。
         何れも 刺し子の常識をくつがえさせられる。


       この作品は 布の色 使われている糸。   
         一般的な刺し子作品ですが 描かれている文様がユニーク。
                      何を参考にした模様なのだろうか?


     実用的な作品から完全に展示用の作品になっています。
       使われている糸の色も 色彩を考えているようです。

刺し子と言えば 麻の葉文様・・・    
  もちろんその様な作品もありましたが 文様・構成 工夫されているようです。

伝統工芸も  昔ながらの作品に留まらず 時代に会うように変化しなければならない。
      さんざん言われ続けられている事。   
                刺し子の世界も同じなのでしょう。

工事看板

2010-05-22 07:57:46 | あんなこと こんなこと
散歩していると    アレ!!  これ何??   を見つける事がある。


     良く見かける 工事現場に掲げられている標識。


        この箇所    どういう意味なんだろう?

     「きめ細かな交付金」  どういう性質のお金なんだろう?

  この交付金の意味も説明しておいてくれると きめ細かな配慮なのだが・・・

清少納言 智恵の板

2010-05-21 22:45:15 | 知恵の輪
清少納言 智恵の板   パターンパズルの一種です。


     正方形の板を この様に切り分けます。

これらのパーツを組み立てて 一つの形に組み立てる。


       それらしく見える形のパターンに並べるパズルです。
                     これに類するパズルは 多くあります。

ほとんどが プラスチック製ですが 無垢の板で作られているものもあります。
無垢の板で作るのは技術が難しいですから ベニヤ板で作りました。


     これだけ作ると 切り口を丸めるだけでも 結構手間取ります。