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木になる 木の合う 事柄

今 こんなことをしています。

竹根印 刻する。

2019-09-27 15:32:06 | 篆刻
依頼があり 久しぶりに 竹根印を刻しました。


  最近では 竹根印を彫る機会が少なくなりました。
    手持ちの材料がなく 急いで専門店へ・・・・
    数少ない在庫の一つを購入してきました。

  お店の方の話では  竹根印を買ってゆくのは私ぐらいだとのこと。
              そうだろうなァーーー


  大きさは  22mmX18mm


  印面の様子はこのような具合です。
  石を彫るとき使う印刀とは違い 木彫用の印刀を使います。

  小さな刃物ですから 慣れない人には研ぐことが大変なことでしょう。

「裕」 印

2019-09-08 19:24:22 | 篆刻
雅印 「裕」を刻しました。


  大きさは10mmX10mm


  明るい黄緑色の石印材  ヒマラヤ凍石  
  ちょっと堅く パリパリしていますから細かな細工には適さないようです。


  白っぽい部分は光を通し 透き通った感じは魅力的な石です。

  どうするとこのような石が出来るのでしょうかね??

「孝」印

2019-07-06 19:18:47 | 篆刻
雅印を刻しました。


  「孝」  大きさは 13mmX25mm

  木の印を刻することが続きましたから 石印材を刻したのは久しぶりです。
  コリコリとした彫る感じは やはり心地よい。

木の枝印

2019-07-05 22:47:12 | 篆刻
木の枝印を刻しました。


  「ま」ひらがなの一字印。


  印面はこの様子です。


  全体の形  桜の枝です。   足羽川堤防の桜の木の枝です。

  これは 県外の方へお送りします。
     「足羽川堤防の桜」  と言っても分かって貰えるでしょうか?

  一応 「福井市民 憩いの堤防の桜の枝だ。」 と記してはおいたのですが・・・・。

雅印 刻する。

2019-06-13 19:06:09 | 篆刻
雅印を刻しました。


  「裕行」   大きさは 15mmX15mm


  使った印材は 甲板石
    ちょっと硬めで彫り難いですが この文様です。
    どうしてこのような石が出来るのか?  不思議です。

雅印 刻する。

2019-06-08 19:36:32 | 篆刻
雅印を刻しました。


  「ますみ」  
          ひらがなの印は 例作がありませんから構成が難しい!!  


  自然石形  ピンク色の綺麗な石です。
        軟らかく彫りやすい石です。


  最近は 木を材料にした印材を多く彫っていましたから 
              石印材を彫ったのは 久しぶりの感じ・・・・。   

竹根印 「ま」

2019-06-07 16:17:32 | 篆刻
竹根印「ま」を刻しました。


  ま   平仮名で作りましたから かわいいです。
       竹根で作ってありますから 丸い。  一層かわいくなりました。


  印面は こんな具合です。
   木彫用の小さな切り出し小刀を 使っています。


  竹根の印を知らない方が多いようです。
  全体の見た目はこんな様子。


  定規を一緒に撮りましたから 大きさも分かって頂けると思います。

  以前は沢山販売されていました。  誰が作るのだろうと不思議でした。
  使う刃物が 篆刻用のそれとはまったく違うからです。
  本には木彫用の刃物を紹介し 説明してありますが・・・・
    実際に使って 作ろうとするとそんな簡単な物ではありません。
  今では ほとんど見かけることは無くなりました。
  竹根印を作れる人も 殆ど居ないのでは無いでしょうか?

桜枝印

2019-06-03 19:22:10 | 篆刻
桜の枝で雅印を刻しました。


  「ふ」  大きさは直径10mmぐらいです。


  彫った印面の様子。
         木彫用の小刀を使って彫ります。


  桜の枝で作った印は皆さん喜ばれます。
  しかも ひらがなの一字印   かわいいからでしょうか。


  枝の膨らみなどもあり 加工されてきれいになっている印材よりは魅力的です。

  最近は手紙を書くと言っても 便箋でなく一筆箋の方が多いようです。
  その用紙の大きさに ちょうど良い大きさなのです。


竹根印 印稿

2019-05-30 19:08:02 | 篆刻
小さな竹根印を作りますので 印稿を作りました。


  小さな竹根です。
    何年前に購入して 残してあったのか?   完全に忘れてしまっています。
  

  切り口の形   竹は中心部は空洞になっていますが 竹の根は中が詰まっています。
          小さな空洞があることもありますから 詰め物をしてあります。


  直径は 6mmぐらいでしょうか。
  篆刻愛好者は少ないながらも 相当数居られます。
  その中で 竹根印を作れる方は殆どいません。
    石を彫る刃物と 竹根を彫る刃物が違います。  
    まして これだけ小さくなると 殆ど無理なのではないでしょうか。


  ひらがな一字「ま」を 作って欲しいとの依頼です。
  幾つかの案を見せて欲しいとの事なので 印稿を描きました。