京都の本願寺はとても有名なお寺ですが、行事のない日はとても静かです。
由緒は有るし広い境内と 見学ほぼ自由の広い畳敷の本堂 秋なら銀杏の巨木が見事です。
本堂は大屋根の下、とても広く畳や板の間に1日坐っていても 飽きません。
本願寺は東と西が有り その姿は柱の形の他はそっくりです。
お東さんならJR京都駅から北へすぐ お西さんはそこから、数十分西に有ります。
本願寺は家康の策により お寺の力を二つに削ぎ 互いにライバル関係に置き統治しようとしました。
江戸期にはお東さんは幕府方へ お西さんは朝廷方に納まっています。
お西さんは境内 お東さんは表通りの銀杏が見事ですどちらも俗世間から離れ 静かに京都を味わうことが出来るお寺です。
因みに本願寺は日本全国にありますが、権力者によって移転を繰り返したり、宗門の分裂など複雑な歴史の結果で有るようです。