「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■ASEANとの明日

2013-12-31 | ●ASEANと日本
■■■■■■■■■■ASEANとの時代■■■■■■■■■■■
                  
■「ASEANとの時代到来
2013年も終わりを告げようとしている。
JTIROとして今年一番の話題は「日ASEAN友好40周年」では
なかったか。
今年の日本外交は、阿部首相の年頭の東南アジア諸国歴訪から
始まり、年末のASEAN諸
連合の特別会合で幕を閉じた。
 
(提供・政府広報)
 
さる12月13日「日ASEAN友好40周年特別会議」でアジア主要
10ヶ国の首脳
来日した。 1国の首相の呼びかけで10国もの国の
首脳一堂に集うという
ことは全く異例のことで、世界から大きな注目を
集めた。安部外交の成果
と言っていい。
 
安部政権が誕生して1年、安部首相は、就任後すぐ アジア重視の
政策をうちだし、年頭
から東南アジア、ASEAN諸国をくまなく歴訪、
連携を深めて来た。その対極に、尖閣や竹島を巡る中国や韓国との領
土問題があり、安全保障や経済 文化
にいたるASEAN諸国
との関係
強化は、順調に進む。

 
 
 
アジア最大の市場」ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーー
●かっての中国市場に代わって、6億人GDP(国内総生産)で2、3兆
ドルという中国、日本
に次ぐアジア第3の巨大なASEAN市場が注目を
集める。
しかも富裕層が急激に増えつつある。
来る2015年には、EUと同じような経済統合体「ASEAN経済共同
体」がスタートする
予定だ。期待し て待ちたい。
                            
「ASEAN10ヶ国の現状」               1人当り
(国名)    (首都)       (人口)(実質成長率)(インフレ率)(GDP)
タイ          バンコク     6438   6、0%   3、0%    5395
べトナム      ハノイ        9039    5,9   18,7       1374
ラオス        ビエンチャン     638    8.0       7,6    1320
カンボジア   プノンペン     1524    7,1       2,9
マーレーシア   クアランプール  2046    5,6    1,7
ミヤンマー     ネピドー       6367       5,5       6,1
ブルネイ     バンダルスリブガン   40    2,2    0,5      41662
インドネシア   ジャカルタ      24449    6,2    4,3       3510
フイリピン     マニラ         9580       6,6       3,1       2386
シンガポール  シンガポール        541       1,3       4,6       50000
 
(京都法然院)
 
安部外交の成果
今年もいよいよ終盤を迎えるが、いつになく周辺が明るい。理由は景気
である。
気分が明るいと、こうも世の中、変わるものかと実感する。
政治リーダーの力は限りなく
大きい。安部外交の成果は、格別評価したい。
オリンピックしかり
・訪日客1000万人しかり、
ASEAN友好40周年しかり、
・TPP加盟しかり、
資源なき国にとって先進国の地位を維持するとすれば、知的な付加価値
交易しかない。
そうしたなか、安部首相の靖国参拝で、中韓に加えて米国との間に軋轢
が深まった。
政治信念で、戦後レジームに挑戦したのが、思わぬ隙間風を
呼んだ。ところが日本の国内事情、戦後68年ですまないのが、戦争事情と
相手国の政情であり、
やはり外交の難しさのようだ。
先週来の主要新聞の社説欄には 「安部外交は、立て直しから再出発だ」
などのッド
ラインが踊った。 中国の主張にアジアや欧米が同調すれば、
日本は孤立する。
 
好事魔多し
大いに心配したが、早速アジアの主要国の反応を調べてみた。
・タイ・バンコクポスト紙「ASEAN諸国は、日本の安部首相を支持する
・インドネシアのユノヨド大統領「日本のアジアにおける役割は益々大きくなる
・英国エコノミスト誌「中国は成長期の子供のような発言で失望」
 
総じて好意的な発言がほとんどだった。好かった。
だからといって、中韓関係が改善できるわけではない。
一番近隣との改善はやはり新年の安部外交の喫緊の課のようだ。
 
   
 
■「何かをする外交へーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今までの政権は、
・核を持たない、
・軍隊を持たない 「ーーしない主義」で日本の平和 標榜してきた。 
しかし、ここにきて
・「中国の尖閣への挑発や、独自の防空識別圏(ADIZ)の設定」
・「韓国の竹島の占領支配」
・「日本の積極外交、米国の消極外交」 が目立った。  
国際学者細谷雄一さんが言うように、今こそ「-ーーしない主義外交」から
何かをすル外交」で平和を創る必要があると強く
確信したい。 
また私どもJTIROの国際交流活動も、その国策の一助になれば幸せである
                              文と写真 (山田清之)
 
 
 つながる想い つながる未来
 日・ASEAN友好協力40周年
 2013
 ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 「今年はこれで,終章にします。
どうか素晴らしい新年をお迎えください」
                                 
 
 

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