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■最新タイ情勢

2015-07-23 | ●Head Line News1)
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■■タイの最新情勢」■■
●「タイ進出の日系企業,18%伸びる」
日本貿易振興機構の調査によると、タイ進出の日系企業はサービス関連
企業の進出が目覚ましく、2008年対比で約18%増の 4567社になった。
内訳は
・製造業2147社(14%増)、
・サービス業2261社(26%増)
・建設業136社。
 
 
●「首都バンコク都市鉄道の建設を1150億円で受注」        
(住友商事、日立制作所、三菱重工業の3社企業連合)
 
●「タイ国軍、中国から潜水艦3隻を調達 
タイ軍事政権は、タイ海軍が、近代化を進めるため、中国から総額約1300億円
で、調達する事を承認。
この潜水艦は、3週間浮上しないで行動する最新のもので、建造に6年を要する。
これが実現すれば、昨年クデター以来、関係悪化を重ねる米国との関係が さら
に悪化すると懸念される。

 
 
●「クラ大運河構想、再浮上
タイ南部クラ地峡の運河構想が、再び脚光をおびて来た。
中国とタイの企業が、運河建設に向けて調査に合意したとの話もある。
構想は、幅400米、全長102Km,水深25m、これを10年で建設するというもの。
この実現によって、マラッカ海峡を経由する石油商船隊は、960キロを短縮、
数日早く
到着できるため、コストも大幅に下がるという。
  
 
 
●因みに50万トンを超える超マンモスタンカーは、全長が458米全幅が69米、深さ
は、甲板から30米ある。
原油を満載すると、都心のビルの約6階分くらいが、水中に沈む。  マラッカ海峡は、
水深
が浅いため、帰路は、ロンボク海峡とマカッサル海峡を通過して、日本を目指す。
 
■■「日本の情勢
●「日本の国富3048兆円」  
内閣府の発表によると、2013年末現在の国全体の正味資産は、 3048,7兆円、
昨年対比で2,1%伸びたという。
これは、企業会計の貸借対照表にあたるもので、
・2013年の国民総資産は、7,2%増の9294、6兆円
・国民総資産から負債の6245,9兆円を引いたものが、国冨(企業会計の純資産、
自己資本)
に相当する
 
●「日本税収の上振れ2兆円」アベノミクス効果、景気が上向くと、税収は拡大」
●「昨年の公的年金の運用益、最高の15兆円、国内株で運用が奏功」
●日本の個人資産は、米国に次いで世界第2位の約1700兆円、経済再生への投資
期待深まる。

●「日本の高齢者世帯、2035年には、独居(おひとり様)が急増、1845万人に拡大」
 
●「厚労省調査、2030年には、就業者が850万人減少、若者と女性の活用が急務」

●「日本総合研究所「世界の世帯人数調査」アジアの中間層の働き盛り世帯に聞いた。
・6人以上の大家族が最多、インドネシアジャカルタ29% ベトナム、ホーチミン27%
・東京と上海を除く各国は、4人以上が7割を占めた。
 
 
●「戦後70年に、ほとんどの人は無関心、果たしてこれでいいのか
戦後70年
、日本で実際に戦争体験のある90歳以上の人は、わずか全人口の1,4%。  
書店には、様々な特集雑誌が並ぶが売れないという、出版社の悲鳴が聞こえてくる。
戦争は嫌だが、「戦後70年」には、多くの世代が無関心  (評論家、古市憲壽 談)


■■「平和ボケ日本
●アジアの海、とりわけ南沙諸島や尖閣 最近では、東シナ海における一方的な試掘
など、中国の軍拡や覇権主義的行動が目に余る。そこへ登場したのが,クラ運河構想
である。
南シナ海は、日本の動脈を支える重要なシーレーン(海の交通路路)である。 
また、日本のオイルタンカーが毎日列をなして通るし、イラン沖のホルムズ海峡は、日本
とって欠かせない海の要衝である。

おりしも国会では、ホルムズの地雷除去を含めて、自衛隊の海外の派兵問題と、集団的
自衛権の問題が討議されている。国民側も、ここで述べたような南シナ海の中国の動向
や日本の暮らしを支えるシーレーンの現実を知ろうとしないで、無関心でいすぎる傾向
強い。
ある識者は、「戦後70年に及ぶ日本人の平和ボケ」と指摘したが、言いえて妙である。
こんな平和が、いつまでも続くはずがない。米国頼みは、もう限界と思う。

いつの間にか日本は、戦争を知らない人たちが98%を占める、世界でも珍しい
国にな
ってしまった。
隣国を疑うのはよくないが、相手が覇権を求めて動くならば、毅然と抑止したり、予
防しな
ければなるまい。今こそ、戦争体験者の話を聞くべき時だし、戦争体験者は、
今こそ戦争
について、語りかける最後の機会だと思う。

参議院の安保法案討議では、野党も
反対のための反対でなく、今の日本がおかれ
ている状況を
よく把握の上で、現実的な国民のための対案を出して、前向きに是々
非々の討議をして欲しいと思う。

 
 
 

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