MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

銀木犀(ぎんもくせい)

2011年10月06日 | Weblog
我が家の裏窓を開けると、直ぐ目の前に金木犀の橙色が花が目に飛び込んでくる。当然のことながら、金木犀の(強烈な)香しい匂いも漂ってくるのである。この金木犀も、間もなく花が落ちて終わりをつげそうな気配。そこで、ふと、少し離れた小山に銀木犀が生えているのを思い出し、訪ねてみた。案の定、件の銀木犀は、やはり健在であった。それが、この銀木犀である。銀木犀という木が果たして珍しいかどうか良く判らないが、この散歩エリアの中では、ここのところしか咲いていない。とすると、或いは、銀木犀は珍しいのかも知れない。この銀木犀は、中国原産と言われている。今日の誕生日の花シオンも、薬として中国から輸入したものだという。牡丹など、中国から入った来たものが、いかに多いものであるか、驚かされる。

銀木犀(ぎんもくせい)・木犀(もくせい)科。
・学名 Osmanthus fragrans
Osmanthus : モクセイ属
fragrans : 芳香のある
Osmanthus(オスマンサス)は、ギリシャ語の
「osme(香り)+ anthos(花)」が語源。

・中国原産。中国名は「桂花」。
・葉はやや大きめで、少しギザギザがある。
触るとちょっとだけ痛い。
・10月頃、白っぽい花が咲く。
花は小枝状のものを出したその先端に咲く。
1ヶ所から束になって咲く。いい香り。
・銀木犀の変種に
「薄黄木犀(うすぎもくせい)」がある。

・別名「木犀(もくせい)」
「銀桂(ぎんけい)」
・静岡県の県の木(木犀)

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:シオン    花言葉:追憶,遠くの人を思う

  今日の一句:紫苑といふ花の古風を愛すかな   富安風生

  (NHKラジオ深夜便から引用)

野牡丹(のぼたん)

2011年10月06日 | Weblog
これは、野牡丹という花である。この花は、見覚えがあるが、恥ずかしながら名前は知らなかった。この野牡丹は、知人所に咲いていたもので、丁度、知人が居合わせたので花の名前を聞くことが出来たのだった。この花は、牡丹には少しも似ていないのにも拘わらず野牡丹というネーミングである。命名者は、多分、牡丹に劣らず綺麗な花だから「野牡丹」という形容を思いついたのかも知れない。花の名前というのは、いろいろとあるようだ。

野牡丹(のぼたん)・野牡丹(のぼたん)科。
・学名 Tibouchina semidecandra
(紫紺野牡丹)
Tibouchina : シコンノボタン属
semidecandra : ほぼ10個の
雄しべをもつ Tibouchina は、原産地の土地名。

・ブラジル地方原産。
・夏から11月頃まで長いあいだ開花。
・紫色がきれいな花。牡丹のように
美しいのでこの名になった。(牡丹には似ていないが・・・)
・色は紫の他、赤、白がある。
でも紫のものをよく見かける。

・ふつうよく見かけるのは
「紫紺野牡丹(しこんのぼたん)」。
【ふつうの「野牡丹」】
→ まんなかのしべの一部が黄色い
【紫紺野牡丹】
→ しべは全て紫色
といった見分け方があるようです。
なかなか難しいですね。
ほかに、園芸種もいろいろありそう・・。
タイトルは一応「野牡丹」にしました。

・11月16日の誕生花(紫紺野牡丹)
・花言葉は「平静」(紫紺野牡丹)

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:ユウゼンギク   花言葉:恋の思い出

  今日の一句:畳屋の肘が働く秋日和    草間時彦

  (NHKラジオ深夜便から引用)