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残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

我が家の花菖蒲(2)

2010年06月23日 | Weblog
「いずれがあやめか、かきつばた」と言われるように、この時期のアヤメ類の美しさも、間もなく終わりを迎える。今年、我が家の花菖蒲は、比較的、良く咲いてくれたようだ。一番好きな花菖蒲も、これで見納めだ。


花菖蒲・文目(あやめ)科。
・学名 Iris ensata
Iris : アヤメ(アイリス、イリス)属
ensata : 剣形の、剣のように鋭い
Iris(アイリス)はギリシャ語で「虹」の意味。
ゼウスの妻「ヘラ」の侍女「イリス」は、
ヘラから7色の首輪を与えられて
「虹の女神」となったことから。

・開花時期は、 6/ 1頃~ 6/25頃。
梅雨の頃の代表的な花の一つ。
・野生の「野花菖蒲(のはなしょうぶ)」を
原種として改良された、国産の園芸植物。
・葉が菖蒲に似ていて
美しい花が咲くことから「花菖蒲」。


・500年くらいの栽培の歴史がある。
花の系統は江戸系、肥後系、伊勢系の3つに
大きくわかれる。
(その他に、長井古種とアメリカ系、がある)
・よく開催される「あやめ祭り」の”あやめ”とは
この花菖蒲のことを指すことが多い。
昔の人が花菖蒲とあやめを間違えて、祭りの
名前にしてしまったらしい。
(ただでさえ見分けにくいのに、よけいに
ややこしくなります)

・5月5日、6月8日の誕生花(花菖蒲)
・花言葉は「うれしい知らせ、心意気」(花菖蒲)
・三重県の県花(花菖蒲)

・「わが恋は 人とる沼の
花菖蒲(はなあやめ)」(泉鏡花)

  (季節の花 300から引用)