一昨日、黄菅(キスゲ)を紹介したが、この時期、百合の仲間が一斉に花開くようである。散歩の道すがら、彼方此方で薮萱草(やぶかんぞう)の花を見掛けるようになった。
薮萱草(やぶかんぞう)・百合(ゆり)科。
・学名 Hemerocallis fulva var. kwanso
Hemerocallis : ワスレグサ属
(ヘメロカリス属)
fulva : 茶褐色の
kwanso : カンゾウ(日本名)
Hemerocallis(ヘメロカリス)は、ギリシャ語の
「hemera(一日)+ callos(美)」が語源。
美しい花が一日でしぼむところから。
・道ばたや野原に咲く。
・7~8月、オレンジ色の赤っぽい、
大きい八重の百合の花が咲く。
野萱草(のかんぞう)は一重咲き。
葉だけではあまり区別がつかない。
・若葉や若芽は山菜にする。
・有史以前に中国から渡来した。
寺院によく植えられ、
今は全国に分布している。
・別名「萱草(わすれぐさ)」。
・「萱草(わすれぐさ) わが紐(ひも)に付く
香具山(かぐやま)の 故(ふ)りにし里を
忘れむがため」
大伴旅人 万葉集
この花を着物のひもにつけておくと
嫌なことを忘れさせてくれるそうだ。
(季節の花 300から引用)
薮萱草(やぶかんぞう)・百合(ゆり)科。
・学名 Hemerocallis fulva var. kwanso
Hemerocallis : ワスレグサ属
(ヘメロカリス属)
fulva : 茶褐色の
kwanso : カンゾウ(日本名)
Hemerocallis(ヘメロカリス)は、ギリシャ語の
「hemera(一日)+ callos(美)」が語源。
美しい花が一日でしぼむところから。
・道ばたや野原に咲く。
・7~8月、オレンジ色の赤っぽい、
大きい八重の百合の花が咲く。
野萱草(のかんぞう)は一重咲き。
葉だけではあまり区別がつかない。
・若葉や若芽は山菜にする。
・有史以前に中国から渡来した。
寺院によく植えられ、
今は全国に分布している。
・別名「萱草(わすれぐさ)」。
・「萱草(わすれぐさ) わが紐(ひも)に付く
香具山(かぐやま)の 故(ふ)りにし里を
忘れむがため」
大伴旅人 万葉集
この花を着物のひもにつけておくと
嫌なことを忘れさせてくれるそうだ。
(季節の花 300から引用)