MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

植えないのに生えてきた螢袋

2010年06月18日 | Weblog
この花は、植えないのに勝手に生えて来た螢袋である。螢袋の種が風で飛んできたものか、或いは鳥が咥えて持ってきたものか、はたまた鳥が食べてその糞に螢袋の種が入っていたのか、何れであるかは定かではない。植物によっては、鳥が食べて、鳥のお腹を通過しなければ発芽しないというものもあるそうだ。何れにしても、植えてないのに生えるというのは、まことに不思議でならない。

蛍袋・桔梗(ききょう)科。
・学名 Campanula punctata
Campanula : ホタルブクロ属
punctata : 斑点のある
Campanula(カンパニュラ)は、ラテン語で
「小さな鐘」の意味。

・開花時期は、 6/ 1頃~ 6/25頃。
・まさに「袋」形の花。
英語では「bellflower(鐘の花)」という。
名前は、「花の中に蛍を閉じ込めると、
その明かりが外へ透けて見える」ところから
きているらしい。
また、提灯の古名を「火垂(ほたる)」といい、
その提灯に似ているので「ほたる」、それが
「蛍」になったとも。

   (季節の花 300から引用)

たわわに実っていた枇杷

2010年06月18日 | Weblog
散歩の道すがら、途中の或るお宅の庭先で枇杷の木に食べたくなるような実が一杯なっていた。ご丁寧に鳥に食べられないようにネットを被せてあった。もしかして、頭の黒い方に採られないように用心していたのかも知れない。

枇杷・薔薇(ばら)科。
・学名 Eriobotrya japonica
Eriobotrya : ビワ属
japonica : 日本の
Eriobotrya は、ギリシャ語の
「erion(軟毛、羊毛)+ botrys(葡萄)」が語源。 表面が白い軟毛で覆われた実が、ぶどうのような房になることから。

・開花時期は、11/ 5頃~12/25頃。
・中国、日本原産。
・葉の形が楽器の琵琶(びわ)に似ているところ
から名づけられた。「枇杷」の字は漢名から。
・花は白い地味なもので気づきにくい。
・翌年5月頃、実がなる。店頭に並ぶのは
5月と6月頃。すごく甘い。タネがでかい。
種類としては長崎市の「茂木(もぎ)枇杷」と、
「田中枇杷」の2種類が多い。
「茂木」は実がやや長めで「田中」は丸い。


・「桃栗3年、柿8年」ということわざがあるが
さらに「ビワは9年でなりかねる」ということ
わざもあるらしい。
(実はなかなかできないらしいです)
・葉は厚くて固く、薬用になる。
関節の痛みによく効くらしい。
また、ビワの葉を2枚、産毛のあるほう(裏)
をこすり合わせて患部に貼るのも効き目が
あるらしい。
・材は粘り強いので
木刀、杖、くし、印材などに使われる。
・「比波」と書くこともある。

(季節の花 300から引用)

枇杷の効用

主な栄養成分(可食部100g中)
βカロテン当量(810mcg)、カリウム(160mg)
注目成分
クロロゲン酸、アミグダリン

主な効能
高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、がん予防、アンチエイジング(老化防止)、風邪予防