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茱萸(ぐみ)

2010年06月09日 | Weblog
この茱萸(ぐみ)は、珍しい樹木を色々と植えている方のところのものである。茱萸は、赤く熟してないものは渋く、それを食べると糞詰まりになると脅かされたものだ。この茱萸は、まだ十分に熟していなかった。

夏茱萸・茱萸(ぐみ)科。
・学名 Elaeagnus multiflora form. orbiculata
(夏茱萸)
Elaeagnus multiflora var. hortensis
(唐茱萸)
Elaeagnus : グミ属
multiflora : 多花の、多数花の
orbiculata : 円形の
hortensis : 園芸の
Elaeagnus は、ギリシャ語の
「elaia(オリーブ)+  
agnos(セイヨウニンジンボク)」が語源。
オリーブに似た実と、セイヨウニンジンボク
に似た白い葉を持つことに由来する。

・開花時期は、 4/ 5頃~ 4/ 末頃。
・6月~7月頃赤い実がなる。食べられる。
”グミ”。鳥の好物。
・夏茱萸と似たのに「唐茱萸(とうぐみ)」あり。
実は唐茱萸の方が少し大きいらしいが
なかなか区別つきませんので
タイトルは両方にしました。


・「茱萸」の名前は、「含む実(くくむみ)」
(実を口に含み皮を出す意味)が変化して
「ぐみ」になった。また、渋みがあるため
「えぐみ」から「ぐみ」になったという説も
ある。
「夏」は夏の時期に実がなるからでしょう。
「茱萸」を「ぐみ」と読まず「しゅゆ」と読む
こともあります。→ (参考)山茱萸

 (季節の花 300から引用)