キジバト無残。

今朝も暗いうちに家を出た。
勤務先に着くと昨日は無かったものが目に飛び込んできた。



一面に飛び散った鳥の羽。
一目でハトの仲間が襲われたとわかるけれど、

赤っぽい羽毛がところどころに散らばっていたので、被害者はキジバトと特定した。

遺留物はたくさんあって、おそらくここがキジバト殺害事件の犯行現場である。
しかし、遺留物は被害者のものばかりで、犯人のものと思われるものは残されていなかった。
鳥が襲われるとまず容疑がかけられるのがネコだ。
しかし、ここは二階のネコが上ってこられないトコロなので、犯人はネコではない、と思われる。

次に、オオタカに襲われたコガモのものと思われる羽毛を撮影したことがあった。
オオタカなどの猛禽類が重要参考人として浮かび上がった。
しかし、ここは前橋の街中なのでタカ類が出たとも思われず、推定無罪。

そこで、最後に浮かび上がった被疑者は素行が悪いことから捜査陣に目をつけられていたハシブトガラス。
しかし、彼が犯人と言う確定的な証拠はなく、消極的な状況証拠しかないため捜査令状を取ることも出来ず。

本件は迷宮入りの線が濃厚です・・・・

３５週間

東北地方太平洋沖地震から３５週間。
今日は冷たい雨となった。

・・・３５週間前。
忘れることの出来ない昼下がり。
実はあの頃、おめでたがわかったばかりのことだった。
あの大きな揺れもそうだったが、その後のさまざまな出来事が心配でならなかった。

それでも、無事に生まれてくれた我が子。
今日漸く抱くことが出来た。
あたたかな、小さい掌。
あの日、この子のようにかけがえの無い命がたくさん失われたのだと思うと改めて胸が痛む。

大変な時代に生まれてしまったが、力強く、元気に育ってくれればそれで良い。