コンプライアンスとテレビ

紳助の引退はテレビに対する権力サイドの警告という見方もあります。
逆に吉本に対する裏社会からの警告という意味もあるのかもしれない。

吉本は創業家から離れるということで、上場廃止したときに元ソニー社長の出井さんを窓口にしてテレビ各局に株を持たせたということですね。

その時に吉本の劇場で漫才師カウス暴行事件なんかが起きて、その後劇場の客の入りが激減してしまったらしい。
いまは劇場が次々と閉鎖の憂き目にあっていると報道されていたりする。

表向きは、まともな企業になった吉本なんだろうけど、紳助の引退問題をみていると、その後も暴力団との交際は切れていたわけじゃないのかもしれません。

　

九州の建設業界の騒動を見ていると、やくざと絶縁宣言したあと、建設業界で裏と表をつないでいたドンと呼ばれていた人間が何者かに襲撃されたり、殺害されてしまったりしている。

よしもとやホリプロの上場廃止に見られるように、権力側の芸能界と裏社会の関係にたいする厳しさははっきり表に見えるようになっているように感じる。

吉本の株をもったりして、吉本との関係を深めたテレビだが、仮に吉本が完全に裏社会と切れていないとすると、今後テレビ経営陣も警察だけでなく金融庁、経産省など権力側から厳しい視線に晒されてしまうのかもしれない。
一部上場企業としてのコンプライアンスの欠如が疑われることになってしまうのかもしれません。


コンプライアンスの欠如で社会的に糾弾されたオリンパス。
旧経営陣は巨額の賠償を負わされる。

吉本だけではなく、東京の大手プロダクションなど、暴力団との関係が取り沙汰されているところは少なくないと、講談社やサイゾーなどが報じている。


大手芸能事務所バーニングとやくざの関係を追及するサイゾー。

権力側がそういった芸能界にやくざとの関係の断絶をせまるとどうなるのか？
九州の建設業界の騒動がそれを示唆しているといえるのかもしれない。


裏と表をつなぐドンが殺害された九州建設業界。

そういった、芸能事務所を守るような姿勢もいまのテレビ経営陣にはあると思いますが、それで本当に大丈夫なのか？？

実際は徐々にテレビは危ない芸能事務所から手を引いて行かざるをえないのではないだろうか？？

それが権力側の狙いなんだと思いますが、いまはまったく逆の判断をしてしまっているのがテレビ上層部なんだと思いますね。


アッコさん！おれもクビかよぉ～。


相談してみる？？


またやん！