テレビの世界でもいろいろな動きがあるようです。
かつてフジテレビが長年視聴率王者に君臨していたのは、やくざ芸能とのタッグによるものであったことは間違いない。
それによって成功し、盤石な地位は揺るぎないものであるかのように思えた時代があった。
しかし、ブログでも申し上げているとおり、やくざ芸能一色になったテレビが荒れてしまい、そのコントロールが効かなくなって暴走し始めた。
そういった番組ばかりになって、テレビ自体の視聴率が徐々に落ち始め、気が付いたら、民間放送最下位にまで転落していくようになってしまったということでした。
天国から地獄へ。
フジテレビは民放最下位に・・。
敏腕プロデューサー出身の亀山氏などが、社長に着任し、立て直しに奔走したが、視聴率低下は止められず、有力の大口スポンサーも次々に逃げ出す始末で、退任。
その後、勇退していた、BS社長だった宮内氏が着任し、芸能番組の大幅改変などの手を打ったが反発する組織からのテロ攻撃などもあってか、志半ばで退任している。
反発する人も多かった、フジの大幅改変。
火中の栗を拾う形で登板した高齢の前社長も、フジを狙ったテロなどの影響もあり、志半ばで退任している。
前社長の宮内氏が芸能番組のコントロールということを狙って、大幅改変を実施したり、それなりに手を打ったのは事実だが、芸能や背後の暴力団とのトラブルは絶えなかったようだ。
そういった中で万策尽きたという形で、宮内氏がさじを投げてしまったのも理解できるところだろう。
その後、編成局出身で、人気作家だった遠藤周作の息子が社長に着任したようだ。
新社長は遠藤周作の息子。
フジの方針としては、やくざ芸能ばかりになってしまったテレビを正常化して、テレビとしての信頼を取り戻すという方向が望ましいことだろう。
実際宮内前社長は、そういった方向にかじを切ろうとした形跡もあったにはあった。
プライムニュースなど、報道関係に力をいれようとしてみたり、長年続いてきた暴力団系の人気番組を打ち切って見せたりもしたようだった。
しかし、それが社内外から厳しい反発にあって、高齢だったこともあり、心が折れてしまったようだった。
遠藤氏は、編成局出身であるということだが、さしたる実績もなく、大作家のボンボン息子で、会社に遊びに来ているような無責任サラリーマンのような扱いで社内ですごしてきたようなところもあると本人も語っているようだ。
無責任サラリーマンだった、遠藤氏がフジの社長に着任したことは悲劇なのか喜劇なのか??
こういった無責任男のような遠藤氏が、あれよあれよという間に、社長の座にまで登ってしまうということは、今のフジテレビというものを象徴する出来事だともいえるだろう。
フジのテレビの状況などに、地方局も反発の色を強めているともいわれているようだ。
ただ、芸能排除のようなものが必ずしもうまくいくわけでもないし、こういった社長のもとで、若い職員たちが、やくざ芸能事務所の面々とにぎやかに遊び暮らすというのもそれなりに活気があっていいのかもしれませんね。
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