ここにきてテレビの異変が伝えられるニュースも多くなってきているようだ。
日テレの決算で、減益予想が発表されて、株価水準も10年来の底値に沈んでしまったといいます。
日テレの業績低迷を伝える、日経。
報道によると、日テレの広告収入が激減してしまって、業績も他局の決算より落ち込みが激しく、株価も十年来の底値に低迷してしまったという。
確かに、番組を見ていても、広告よりも自社番組の宣伝が目立っていたり、そういう異変も感じないわけでもなかったようなところもあります。
ただ、実際は日テレはテレビ視聴率自体は、依然トップにあって、最近伸びているテレ朝を抑えて視聴率三冠王をとったなどという報道も同時になされていたはずだった。
テレ朝の決算もよくないようだが、それほどの落ち込みもなく、株価も維持できているというし、その中で、日テレの決算が悪いというのも解せないところもあるという気も致します。
日テレの視聴率は視聴コア層を意識していて、20代、30代の若い層を主に視聴者に据えてそういったところにターゲットを絞って、広告スポンサーが動きやすいような番組作りを意識しているということが報道されたりしていた過去があった。
東洋経済の超残念な盲点??
東洋経済が日テレ視聴率好調の仕組みを報道したりしていた過去もあったはずだ!
この記事の中では、テレ朝は、世帯全体の視聴率がよく、反面日テレは、個人視聴率をターゲットとしていて、世帯視聴率より、より若い世代へのアピールがうまく、そういったところをターゲットとしているスポンサー層の受けがよいということだった。
テレ朝は、世帯視聴率を重視しているためにそういった効果が出ずに、高齢者しかみないようなとんちんかんな番組ばかり流れている、時代からぽつんと残されてしまった哀れなテレビ局ではないかという疑問が提起されているような内容だった。
視聴率20パーセント越えも多いという、テレ朝の人気番組ぽつんと一軒家
人気MCの後期高齢者の所さんと、林先生を擁するぽつんと一軒家。
地方局だと、視聴率30パーセント越えもあるというが・・・。
東洋経済記者にはまことにとんちんかんな企画に見えるという。
たしかに、こういったある意味鄙びたような風情な番組がテレ朝は多く、落ち着いているというか地味な風情が漂っていたりするのは事実だろう。
その反面、日テレは、お笑い芸能事務所の人気タレントが次から次へと出演して、朝からバカ騒ぎを繰り広げるようなにぎやかさが自慢であるのはわかるだろう。
かつてはそういった若き血潮がたぎるような番組に多くのスポンサーが列をなしていたようなことがあったのは事実のようだ。
日テレの人気番組、有吉の壁。
そーたに
人気構成作家、そーたにが仕掛けるエンターテインメントバラエティー!
佐藤栞里(おバカタレント)
がはははは!
日テレの日常は朝から晩まで、若者に人気のおばかタレントがかわるがわる出演してくる!
うわ、栞里ちゃん、か、可愛い!
テレビプログラムを見ていると、こういったテレ朝と日テレの違いがわかるし、日テレの番組に若い勢いのようなものがあるのは確かだろう。
その反面、テレ朝は地味で鄙びた番組が多く、タレントも後期高齢者みたいな風体の落ち着いたタレントが多く出演しているようだ。
またそういった高齢視聴者に好まれるような地味な教育家の林先生のようなタレントも起用が多い。
かつては日テレのような若い視聴者だけをターゲットにしたようなこういった流れがうまくいっていたのは事実で、過去の日テレの業績は悪いものでもなかった。
しかし、こういった番組ばかりになって、テレビとしての信頼性が落ちてしまっていた懸念があったのはブログ筆者もたびたび訴えていたことでありました。
最近の報道で、長年人気であった朝の大型ワイドショー番組が終了するというものがありました。
終了するという、日テレ大型ワイドショー番組、スッキリ!
スッキリは17年という期間、放送されたというが、内容的に、報道情報と芸能タレントとの融合のようなにぎやかな番組といういイメージがあった。
報道だけでは地味だろうし、そこに芸能タレントを絡めていって、バラエティー志向の強いワイドショーということで、視聴者を集めていたようだった。
そういったバラエティー志向が真実を伝える情報報道とうまく融合すればいいが、最近は番組で不祥事も相次いで、BPOにそういった問題が提起されることがつづいていたようだ。
脳みそ夫(タイタン)
大手タレント事務所のタレントがアイヌ民族差別発言をお笑いにしてしまったことが、問題となった。
あれはさ、あいつらしい言い回しだよ。
そういう事務所なんでうちら。
しばらくテレビ出られないんで、ゆっくり休んでほしい。
うちに文句あるの?
なにかあったら法的措置を取らせていただきます!
フリージャーナリストで大学教授の江川紹子先生
ワイドショーってわかるけど、いろんなニュースに無関係の芸能人とかがテレビでワイワイと自分の”思い”をぶっちゃけあうという企画そのものがどうか、とおもいますね!
柳澤秀夫(ホリプロ)
そういうテレビを否定するようなこというから、お呼びかからなくなったんじゃない??
テレビってそういうものだから。
問題のあったスッキリが番組終了してしまう反面、もと日テレの人気アナだったタレントの羽鳥慎一が司会を務めるテレ朝のワイドショー、羽鳥慎一モーニングショーは視聴率が好調だという。
同時間トップの視聴率を維持する、羽鳥慎一モーニングショー!
羽鳥はもともと日テレのトップアナであったが、独立して芸能事務所に所属して、すぐにテレ朝の番組パーソナリティーを担うことになった。
当初は視聴率が振るわなかったが、徐々に盛り返して、フジの人気番組を抜いて、その後、トップだった日テレスッキリを追い抜いてトップに立ってしまった。
羽鳥さん、ま、まぶしい!
本来は、羽鳥は、日テレ番組MCとして、日テレに貢献すべきアナだったわけで、それがなぜテレ朝の番組をトップにしてしまったのか?
また、芸能バラエティー系の日テレのスッキリがお笑い芸人をMCに立てて過去はよかったがいまは苦戦しているということと、元日テレのエースだった羽鳥がテレ朝で、硬派情報ワイドショーを盛り立ててテレ朝に大きく利益貢献している事実を看過していていいのかということがあると思います。
早河会長
当時の氏家会長や日テレ関係者には寛大な判断をいただいたと思ってるよ。
感謝してますよ。
正直、馬鹿な奴らだな、とは思っているけどな・・・
がはは、日テレはバカだよ、バカ。
王者だといわれた日テレがこういった形になったのも当ブログでは予想はしていたが、とんちんかんな経済誌などでも、日テレのおバカ戦略が高く評価されていたりしたし、危機感は全くなかったのではないのか??
スッキリMCを降板するという、極楽とんぼの加藤浩次(82style)
加藤はさ、いいやつだったがなぁ。
わがままで甘ったれ。嘘もつく。ずるいところもある。
だけどどこか愛嬌があって憎めない極楽とんぼかな。
加藤:山本さんだって、怠け放題で、ひたすら女道楽に過ごしている極楽とんぼでしょ?
山本:その通りでございます!
日テレは、おバカ芸能タレントを大量動員して、高視聴率をとって、三冠王などと喧伝して企業スポンサーを募ってたしかに好業績を続けた過去があった。
そういったところから、テレビ本来の信頼性を軽視していたのかもしれない。
そういった好業績に胡坐をかいて、極楽とんぼのように安楽にのんきに暮らせていたのかもしれないが、その間に、テレ朝などが信頼性重視のような姿勢でプログラム作りをして、視聴者を集めるようになっていた。
日テレも羽鳥のような人気アナがいたが、それを他局に譲って、その代わりに極楽とんぼなおバカ芸人にテレビを明け渡してしまっていたわけだろう。
そういった結果が今の転落する業績につながっているわけで、こういった姿勢を改めて、まじめな番組作りが今後できるかどうかに将来がかかってくると思います。
スッキリも終了してより信頼される番組に差し替えていく所存ということらしいが・・・。
極楽とんぼなおバカタレントより、やはり高齢者に人気の二枚目俳優などにMCを依頼していくのだろうか?
がはは!なんか面白そう