goo blog サービス終了のお知らせ 

ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

ボクシング界の衝撃のニュース

2010年04月21日 23時24分28秒 | ボクシング
以前帝拳ジムに所属していた「エドウィン・バレロが妻を殺害して逮捕」。Yahooニュースで観たのだが、ショッキングなニュースに驚いた。しかし翌日に再び驚かされる。「エドウィン・バレロが獄中で自殺」。信じられなかった。

エドウィン・バレロは戦績27戦全勝・全KO勝ち。2階級制覇(S・フェザー級、ライト級)。これからビックマッチを楽しみにしていたのだが、それを観ることは夢となってしまった。残された子供はどうなるのだろうか、何もかもが虚しく感じる。

エドウィン・バレロが日本のスポーツ新聞の一面を飾ったことも…

亀田父の発言、理解に苦しみますな

2010年03月28日 18時12分40秒 | ボクシング
2-0という判定結果以上に力の差があった昨日の試合、スポーツ新聞には目を疑うよな記事が載っていました。「父史郎氏が判定に不満をぶちまけた」。「あぁなるほど、あんなに力の差を見せつけられたのにドローのジャッジは無いだろう」かと一瞬思いましたが、やはりあの父親タダものではありません。逆だったようで「判定に不満だ、再戦させろ」と…。

「亀田一家、ものすごくかっこ悪いよ」

清く完敗を認めようよ。正直言って再戦したところで今の実力じゃあ勝てっこないし、完敗を認めて何が足りないのかを考えてこの敗戦を糧にするのがまずは重要でしょう。少なくとも実際に戦った長男は肌でそれが感じわかっているはず。もういい大人なんだからダメ親父に代わって長男がコメントしてもいいんではないの?長男が試合後リング上で四方に頭を下げて完敗を認めていたように見えていたので、今回の記事には残念を通り越して失望しました。

もうひとつの驚くべき記事「有明コロシアム:観衆1900人」。いくらボクシング人気が低下しているとはいえ、この人数はやばいですよ。満席で10000人程度と書いてあったので、つまりガラガラだったっていうこと。まあ色々問題・原因があるとは思いますが、私は「亀田の試合は面白くない」、つまり「観に行く価値が無い」と思っています。ボクシングが好きな私でもそう思うのですから、一般的にもそうなんではないかな。再戦うんちゃら言う前に、そこらの課題についても考えるべきなんじゃないでしょうか。

亀田興毅vsポンサクレック・ウォンジョンカム(TBS観戦)

2010年03月27日 23時31分38秒 | ボクシング
▼WBC世界フライ級タイトルマッチ
亀田興毅 対 ポンサクレック・ウォンジョンカム
結果:ポンサクレック 2―0判定勝ち



内藤から王座を奪った亀田の初防衛戦。相手は暫定王者のポンサクレック。

序盤から多彩な攻めで有効打を重ねたポンサクレックの圧勝(ドローとしたジャッジには疑問)。パンチをかわしてカウンターを合わせ、多彩なコンビネーションで先手を取ったポンサクレック。老獪なテクニックを見せた。2Rにポンサクレックの強打をもらって亀田は効いてしまった。これが精神的なダメージを与え、亀田は踏み込みが甘くなり、ポイントを挽回したかったが強引に攻めることが出来なかった。また、試合前の計画では亀田は内藤戦のようにアウトボクシングでポイント奪取をしたかっただろうが、距離が中途半端。最後まで軌道修正することが出来なかった。

やはり亀田は打たれ脆い。また、それが自分自身わかっているのだろう。だから強引に攻めに行くことが出来ない。かといってアウトボクシングの技術も現時点では中途半端、単調な内藤には通用したが、老獪なポンサクレックには全く通用しなかった。今後、どっちの路線で行くのだろうか。人気があり注目される選手なので、デビュー当時を思い出すような、感情をむき出した荒々しいファイトも見てみたい。

パッキャオ見れず…残念

2010年03月15日 22時22分39秒 | ボクシング
5階級制覇王者のマニー・パッキャオが元IBF同級世界王者のジョシュア・クロッティに3―0の大差判定で勝利し初防衛に成功した。

WOWOWで生中継されたこの試合、諸事情により現在WOWOW休止中の我が家では見ることが出来ませんでした。非常に残念。。。ネットで色々な記事を読むと、クロッティが終始ガードに専念し、パッキャオが攻め続けるといった試合内容とのこと。ガードに専念する相手はいくらハードパンチャーとはいえ倒すのは難しい。クロッティは頑丈だからダウンの雰囲気もなったのかな。まぁ試合内容が面白かったかどうかは見ていないのでわからないが、5万1000人の観衆が入ったというこの試合の雰囲気は味わいたかった。次は今考えられる最高のカード、メイウェザーとの試合の実現に期待したい。いったいどんな雰囲気になるのか、考えただけでワクワクする。

内山高志 初防衛戦決定!!

2010年03月06日 09時08分34秒 | ボクシング
WBA世界スーパーフェザー級チャンピオン内山高志の初防衛戦が、5月17日にさいたまスーパーアリーナで行われる。

相手は同級12位のアンヘル・グラナドス(ベネズエラ)。色々な記事を読むと、35歳で戦績は18勝(8KO)8敗とのこと。そこまで難しくなさそうな相手で、初防衛戦としては無難な相手を選んだ印象。しかし注目するのはグラナドスの身長が185cm(内山とは14cmの差)と、このクラスでは破格なサイズなこと。慣れるまでは苦戦もあるかもしれない。

しかしそれでもKOでの防衛は必至でしょう。この一戦をステップにビックマッチへつなげて欲しい。

長谷川穂積V11決定!!

2010年02月22日 21時59分17秒 | ボクシング
WBC世界バンタム級チャンピオン長谷川穂積の11度目の防衛戦が、4月30日に日本武道館で行われる。

相手はWBOの同級現役チャンピオン、フェルナンド・モンティエル。このモンティエルはフライ級、Jバンタム級、バンタム級と3階級制覇している強豪。世界的にも有名な選手なので、日本のエース、長谷川穂積がどういった戦いをするか楽しみだ。

他にも当日は西岡利晃の防衛戦。粟生の世界前哨戦もあり。是非とも会場で観戦してボクシングの凄さを体感してほしい。

デンカオセーン・カオウィチットvs亀田大毅(TBS観戦)

2010年02月10日 23時52分47秒 | ボクシング
▼WBA世界フライ級タイトルマッチ
デンカオセーン・カオウィチット 対 亀田大毅
結果:亀田 3―0判定勝ち



亀田はこれが3度目の世界挑戦。2度目と同様のデンカオセーンが相手。

初回は体を柔らかく上体を動かし、左を多く放っていた亀田に成長を感じたが、試合開始早々からのデンカオセーンの露骨なクリンチで、亀田はラフな戦いに巻き込まれてしまう。しかし全体的には単発ながらも有効なパンチは亀田のほうが上。何度かデンカオセーンをグラつかせたシーンもあり、二度の減点を無視しても、判定は亀田の勝ちで問題はなかった。

デンカオセーンは前戦以上にひ弱くなり、「これがチャンピオンか?」と疑いたくなるほど大きくパンチを振るってはクリンチという醜いスタイルだった。スタミナのある亀田だからこそ、後半でのKOを期待したが、ボディ攻撃が少なく、相手のスタミナを生き延びさせてしまった。また時折放たれる左フックやいきなりの右ストレートは良いのだが、相手にクリンチを自由にさせてしまっては連打が出来ず倒せない。

前戦から短期間での成長は感心したが、まだまだ課題も多い亀田。今後は減量苦のため返上(おいおい本当か?)か、前チャンピオンの坂田との対戦ときく。足を使わず正直なスタイルの坂田なら、亀田にも勝ち目はありそうだが、足を使って左右に動けるボクサータイプの挑戦者が現れたらまだまだ対応できず苦戦しそうだ。防衛してこそチャンピオン。返上はせずに頑張ってほしい。

フアンカルロス・サルガドvs内山高志(テレビ東京観戦)

2010年01月16日 07時44分23秒 | ボクシング
▼WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
フアンカルロス・サルガド 対 内山高志
結果:内山 12回2分48秒TKO勝ち



サルガドは番狂わせを演じたリナレス戦を意識してか大振りを繰り返し、フットワークもバランス悪く、決してチャンピオンとは思えない不恰好なボクシングを見せた。リナレス戦は早く終わってしまい実力は判らなかったが、やはりあの一戦はラッキーパンチだったと感じた。

リーチがあり距離が長く、やや変則なスタイルのサルガドに対して内山は最初から最後まで冷静に戦った。特になかなか上にパンチが当たらない中での左のボディ攻撃は序盤から有効で、ダメージを蓄積させたのではないか。中盤にサルガドが足を使うスタイルに変更したが、常に先手で攻め続けた内山にポイントがながれた。このまま最終回は足を使って判定に逃げても良かったが、KOにこだわって倒しに行ったのは見事。サルガドの実力不足により世界戦としてはやや凡戦に思えた一戦を見事に締めた。

内山の実力は以前より認めていて、期待通り世界チャンピオンとなった。しかし実力が試されるのは今後の防衛戦となる。ハードパンチは魅力的なので、強い相手を選んで実績を積んでほしい。

プーンサワット・クラティンデーンジムvs細野悟(テレビ東京観戦)

2010年01月16日 07時43分43秒 | ボクシング
▼WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
プーンサワット・クラティンデーンジム 対 細野悟
結果:プーンサワット 0―2判定勝ち

無敗の強打者、細野が1階級下げての挑戦。チャンピオンはタイの技巧派。

細野は左ボディ攻撃を中心に初回から攻め続けるも、一階級落とした影響か、いつもに比べ迫力がなく、パンチは当たるのだがプーンサワットを効かせることが出来ない。逆にプーンサワットのアッパーをもらい危ないシーンが度々あった。効いてしまったのも減量の影響かもしれない。

打ち合いにいった細野に対してプーンサワットも打ち合いに応じたが、攻撃のバリエーションはプーンサワットのほうが上。また時には足も使うなど老獪さも見せポイントを稼いだ。初回から繰り出した細野の左ボディ攻撃も効いていたと思うが、中盤からは上手くかわされてしまった感じだ。

細野は攻めが単調。これでは相手も予想できてしまい、チャンピオンクラスではなかなか倒すことは出来ない。今後はクラスを戻して再起するとのこと。左ボディとスタミナ、そして精神面で良いものを見せたので、今度は攻撃に幅を持たせて、再び世界戦線に浮上してきて欲しい。

ボクシング2009年年間賞

2009年12月31日 21時35分41秒 | ボクシング
今年は世界戦は見れましたが、その他の試合があまり見れなかったかな。毎年同様に私自身の年間賞を発表したいと思います。

1.年間最優秀選手賞
長谷川穂積
西岡利晃
(評価)どちらも3度の防衛。そして3試合ともにKOまたはTKOと文句なし。どちらか一方に決めたかったが、甲乙つけがたい活躍で、すみませんが両者ということにしました。長谷川選手は全く危ない場面を見せない完ぺきな勝ちっぷりを見せて、西岡選手は何と言っても海外でゴンサレスを左1発で倒した試合が素晴らしかった。来年もこの2人がボクシング界を引っ張っていくでしょう。

2.年間優秀選手賞
亀田興毅
(評価)世界前哨戦では相手が物足りなかったが、ようやく決まった世界戦では内藤選手を見事にアウトボクシングした。これからボクシング界を引っ張ってもらいたいこの若者には内藤選手を倒して実力を見せてもらいたかったが、それは今後に期待。これからは強い相手を選んで戦ってほしい。

3.年間最高試合賞
西岡 利晃vsジョニー・ゴンザレス
長谷川穂積vsネストール・ロチャ
(評価)西岡選手の試合は文句なし。敵地でブーイングを浴びながら戦い、ダウンを奪われてからの逆転勝ちは何とも気持い試合だった。長谷川選手V9の試合は1RながらKOにもっていくまでの頭脳的な戦いぶりに感心した。左を見せてガードが下がったところに見事な右フック、何度見ても芸術的なパンチだった。

4.KO賞
長谷川穂積
(評価)文句無しでしょう。V8は3度、V9は2度、V10は1発で倒し、3試合で6回のノックダウンを見せてくれた。

5.新鋭賞
井岡一翔
(評価)2戦目で日本ランカー、3戦目で世界ランカーを撃破。久々に出てきた将来有望な選手。陣営は来年には世界戦を実現すると言っているが、記録にはこだわらずじっくり育てて欲しい人気もある逸材だ。

その他
思い返すとリナレスの衝撃的な敗戦が記憶に残る。負ける姿が想像つかない選手が、あっという間の秒殺、ボクシングは恐ろしいスポーツだと痛感した。来年は期待の選手、内山選手と細野選手の世界戦から始まるので、ぜひとも勝ってボクシング界いい風を流してほしい。