
湯島天満宮から不忍池の縁を歩いて摺鉢山に登り、そのまま東京都美術館に向かいました。いよいよ今日のメインイベントである《モネ展》の会場に到着です。
今回の展覧会は、モネ自身が亡くなるまで手放さずに自宅に置いて、彼の死後次男のミシェルが受け継いでいた150点もの作品群を譲り受けたマルモッタン・モネ美術館所蔵のコレクションの中から、選りすぐりの作品を集めたものです。特に『印象派』の名前の基となった《印象・日の出》が21年ぶりに来日するとあって前評判の高い展覧会でしたので、楽しみにしていました。ただ、期間中展示替えがあって、《印象・日の出》は10月18日迄で展示が終わってしまうため若干焦っていましたが、ギリギリ間に合いました。(〃´o`)=3
モネ展と言いながら、入っていきなりルノワール作の肖像画があったのには面食らいましたが、それはモネと妻のカミーユを描いたものでした。元々モネ自身は自画像を含めてあまり肖像画を多く残してはいませんでしたから、それとは対称的に印象派の画家の中で人物画に特化したルノワールがモネ夫妻の肖像画を残してくれていたことは、有り難いことです。
眼目の《印象・日の出》は、丸々一部屋を一作品で展示するという厚遇ぶりでした。全体に薄暗い展示室の中で、《印象・日の出》の画面にだけ高い位置から照明が当てられ、まるで壁から浮き上がっているかのように見えました。実は21年前に来日した時にも見たのですが、今回の方がはるかにハッキリと見えました。こんなところでもLEDスゴいですね。
この他に面白かったのが、モネが10代の頃に描いたカリカチュア(風刺画)です。当時から天才的と言われていたモネのカリカチュアを見た風景画の先駆的存在ウジェーヌ・ブーダンが、若きモネに戸外で風景を描くことを勧めたことで後の巨匠クロード・モネが誕生するのですが、そのきっかけとなったパンチの効いたカリカチュアが見られたのは貴重でした。
展覧会自体は12月13日まで開催していますが、《印象・日の出》が観られるのは今月18日までですので、御覧になりたい方はお急ぎ下さいませ。
今回の展覧会は、モネ自身が亡くなるまで手放さずに自宅に置いて、彼の死後次男のミシェルが受け継いでいた150点もの作品群を譲り受けたマルモッタン・モネ美術館所蔵のコレクションの中から、選りすぐりの作品を集めたものです。特に『印象派』の名前の基となった《印象・日の出》が21年ぶりに来日するとあって前評判の高い展覧会でしたので、楽しみにしていました。ただ、期間中展示替えがあって、《印象・日の出》は10月18日迄で展示が終わってしまうため若干焦っていましたが、ギリギリ間に合いました。(〃´o`)=3
モネ展と言いながら、入っていきなりルノワール作の肖像画があったのには面食らいましたが、それはモネと妻のカミーユを描いたものでした。元々モネ自身は自画像を含めてあまり肖像画を多く残してはいませんでしたから、それとは対称的に印象派の画家の中で人物画に特化したルノワールがモネ夫妻の肖像画を残してくれていたことは、有り難いことです。
眼目の《印象・日の出》は、丸々一部屋を一作品で展示するという厚遇ぶりでした。全体に薄暗い展示室の中で、《印象・日の出》の画面にだけ高い位置から照明が当てられ、まるで壁から浮き上がっているかのように見えました。実は21年前に来日した時にも見たのですが、今回の方がはるかにハッキリと見えました。こんなところでもLEDスゴいですね。
この他に面白かったのが、モネが10代の頃に描いたカリカチュア(風刺画)です。当時から天才的と言われていたモネのカリカチュアを見た風景画の先駆的存在ウジェーヌ・ブーダンが、若きモネに戸外で風景を描くことを勧めたことで後の巨匠クロード・モネが誕生するのですが、そのきっかけとなったパンチの効いたカリカチュアが見られたのは貴重でした。
展覧会自体は12月13日まで開催していますが、《印象・日の出》が観られるのは今月18日までですので、御覧になりたい方はお急ぎ下さいませ。