今日は土用の丑の日です。今年は、いつにも増して暑い土用の丑の日となりました。
夏休みに入る前、小学校の子どもたちから
「今年は土曜日じゃないのに、なんで『どようのうしの日』なの?」
と質問されたことがありました。無理もないことですが、彼らには『土用』と『土曜」の区別がまだ難しいようです。
『土用』とは、『土旺用事(どおうようじ=土が旺盛で支配する)』から転じた言葉で、立春・立夏・立秋・立冬の前の各18日間のことをいいます。そして、その期間内の暦の丑の日が『土用の丑』の日になるので、実は土用の丑の日は一年に四回あるのです。
古くから『土用』には胃腸に良いものを食べるべきとされてきましたが、特に夏の土用の丑の日はうどんや瓜、梅干しといった『名前に「う」の付く食材』を食べると夏バテしないといわれます。その中で、夏の土用の丑の日に鰻を食べることを推奨したのが、
江戸時代中頃に活躍した本草学者、地質学者、蘭学者、医者、殖産事業家、戯作者、浄瑠璃作者、俳人、蘭画家、発明家の平賀 源内(1728〜1780)です。
ということで、私も今日のランチの時に
吉野家で鰻重を食しました。折角の吉野家なので
牛皿と味噌汁、お新香がついたセットにしてみましたが、これはこれでなかなか美味しいものでした。
なかなかお安い鰻重でしたが、私にはこのくらいで十分です。さて、これで猛暑を乗りきる…ことができるでしょうか…。