今朝は微妙な空模様だった厚木も、昼過ぎからようやくすっきりと晴れてきました。午前中は自宅でじっと休んでいたので、午後から気分転換のために散歩に出かけることにしました。
自宅から徒歩15分弱のところにある相模川の堤防に到着すると
道の両側に植えられたソメイヨシノが枝を伸ばしていて、まるで桜のトンネルのようになっています。堤防の下の川原付近では
人々が座って飲食をしたりボール遊びをしたりと、思い思いに過ごしていました。
見ると、マスクをしていない人が殆どでした。何だかコロナ禍前の日常が戻ってきたような気がして、ホッとした心持ちになることができました。
ふりかえると
延々と続く桜並木の間を春風が吹き渡り、それにのって花吹雪が舞っていました。神奈川県はここ数日雨模様で花見ができるかどうか危ぶまれていましたが、今年も何とか花見を楽しむことができました。
そのまま川辺りを歩いていくと、
満開の桜の木の向こうを小田急線の電車が走っていきました。これは正に
小田急線の窓に 今年もさくらが映る
君の声が この胸に 聞こえてくるよ
という厚木出身のいきものがかりの《SAKURA》の歌詞の世界観そのものの眺めです(歌詞は電車内からの眺めを歌っていますが)。
そこからまた堤防を上がって、
厚木神社に参詣しました。こちらの拝殿の前にあった桜の木は数年前に切り倒されてしまったのですが、その切り株の側に新たに植えられた若木が
満開の花を咲かせていました。
よく『朝の桜、昼の桃、夜の梅』などと言われますが、
夕映えに照らされて咲くソメイヨシノの花というのも、またいいものです。
夕映えに照らされて咲くソメイヨシノの花というのも、またいいものです。