共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

残雪の朝と七草粥…?

2022年01月07日 21時02分45秒 | 日記
昨日の雪から一夜明けて、今朝は快晴の空が広がりました。ちょっと気持ちよかったので、早朝に有酸素運動がてら散歩してみることにしました。

日が当たるところは雪も溶け始めていましたが、ちょっと日陰に入ったところでは





まだ雪が白く残っていました。ただ、あちこち見ながら歩いていると



足元の凍結に足を取られそうになるので気が抜けません(汗)。

さて、今日は人日の節句です。本来は3月3日や5月5日といったゾロ目の日が節句ですが、1月の節句は元日ではなく7日となっています。

この日、古代中国では7つの野菜を入れた羹(あつもの)を食べる習慣がありました。これが平安時代に日本に伝わって、7種類の野草を入れた七草粥を食べる習慣になりました。

ということで、私も七草粥を食してみようと思ったのですが、かつてはどこのスーパーに行っても売られていた七草セットが、どういうわけだか今年はどこに行っても見当たりませんでした。どうしたものかと思っていたら



こんなものを見つけたので、今年は中華風にしてみることにしました(汗)。

ところで、以前小学校の子どもたちから『お粥』と『おじや』と『雑炊』の違いを聞かれたことがありました。皆さんはご存知でしょうか?

簡単に言うと調理法の違いで、おじやと雑炊は炊いたご飯で作るのに対し、お粥は生の米から炊いて作ります。また、雑炊は一度ご飯を洗って粘り気を取ってから作るためサラサラしているのに対し、おじやはご飯をそのまま使うためトロトロな仕上がりになります。

要は料理屋の鍋のシメにご飯をブッこむのは雑炊で、わざわざご飯を洗わずに作る自宅の鍋のシメに作るのはおじやということだそうで、具があるか無いかはあまり関係ないのだそうです。そして、ちゃんと生米からお粥を作ろうと思ったら、かなり時間がかかるものとなります。

そんなことを思いながら、今年は中華風に人日の節句を過ごしたのでありました(笑)。

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