ステーキ漂流記
10月6日
新規188軒目「TAKENOTSUKA」サイコロステーキ(渋谷)
行く店は、
・その日行く所の周辺
・前にその店の前を通った時に何となく気になった
……という感じで決めるが、今回はまさにそのダブルのケース。今日行く渋谷の試写室の近くで、気になってた店、である。
厳密には試写室の近くではなく、渋谷Bunkamuraの近くだが、その中でランチでステーキを1000円で出している店がたしかあったはず。「水戸黄門」のうっかり八兵衛並に店見つけが我ながら目ざとくなった。で、その近くに行くと……確かに看板があった。
サイコロステーキ 1000円。
いいじゃないか。迷わず店へ。
ビルの4階にある「TAKENOTSUKA」に入ると、中は思ったよりちょいと広め。席に着くと、すかさずダンプ松本の引退後を二回り小さくした女性店員がメニュー表を持ってきた。即、サイコロステーキと赤ワインを頼む。お冷やを持ってきたり、ワインやスープを持って来る度に引退後のダンプ松本似の女性店員の胸の谷間が否応なしに目に飛び込む。しかも、タトゥー付き。
それにしても、何屋さんかわからない。ステーキはサイコロステーキのみで、あとはポークソテー、タイ風チキンステーキ、タコライスにオムレツ。一押しはトーストにパフェのようにクリームを塗ったスイーツ。アルコールメニューが豊富。DJ用の機材はあるは、BRAHMANのポスターがあるは……何屋やねん! とツッコミたくなる。
そんなこんなを考えてたらステーキ配膳。あ、本当にサイコロじゃん。ありそうでない。
一口。
柔らかい。ん?
二口。
柔らかい。不味くはない。??
なんだろう? ステーキっぽくないな……。
ナイフで切って断面を見る。
うーん、ハンバーグじゃないけど、ステーキっぽくもない? でも、タレのおかげで力づくだが不味くはない。
サラダとご飯を片付けて、肉に集中。
な、なんだこれは!?
女性店員に訊いてみた。
やっぱりクズ肉を使ってた。
正直に教えてくれた。
柔らかいけど、オーストラリア産のステーキではあり得ない柔らかさ。
まあ、それを笑顔で答えられたらそれ以上は言えない。むしろ、タレによる工夫を褒めた。
まあ、1000円としてはカチカチ、カピカピじゃないから妥当かな。
総合 ★★★
素材 ★
タレ ★★★(肉をカバーしてる)
盛りつけ ★★★★
ステーキらしさ ★★(ハンバーグ疑惑もあったぐらい)
柔らかさ ★★★
コスパ ★★★