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4.XV遠征に関して(現地編 -いざベトナムへ)

2015年11月01日 00時02分17秒 | 海外運用

 本業が非常に重要な局面の最中の遠征であったため、遠征の前後に出張を入れることと
なった。10/19東京、10/20横浜、10/21名古屋、10/22成田。そして10/26朝に成田、そのまま
横浜職場へ出社、10/27横浜、午後に名古屋へ移動といったスケジュールとなり強行軍だった。

 となると悩ましいのは服装で、仕事用のワイシャツ、スラックスをどこにどう配置するかが
些細な話しながら現実問題で、結論荷物を減らすためと、現地で役所に出向くのにいるだろう
の理由から行きも帰りもワイシャツ、スラックスのビジネスカジュアル風で遠征する、としました。

荷物は3個で、一つは機材をすべて入れたトランクで約32kg、一つは着替え、身の回り品、PC
などの機内持ち込みできるキャスターで約15kg、もう一つは長尺物入れた釣り竿収納バックで
約16kg、締めて63kgとなった。超過料金は行きが6,000円、帰りは60USD取られたがしょうがない。


これらを担いで名古屋の自宅を出発。可能な限り歩きたくないので乗り継ぎ最短の品川でNEX
に乗り換えし、フライト3H前に成田空港に到着。早々にチェックインして手荷物を預けて身軽に
し、軽く腹ごしらえ。あとここでは、ベトナム3G対応のWifiルーターを1台レンタルし、お世話に
なるBac Ai氏にお土産を購入。何にしようか迷ったが、軽くて荷物にならないので塗の箸を持って
いくことにした。


イミグレを通過しようとすると、スマホに電話。会社からだ。行く前に一つ相談を、との内容で
あったが「自分で考えて決めろ」と冷たく対応しておいた、申し訳ない、笑。
今回は過去の反省から、手荷物に引っかかりそうなものは一切梱包しなかったので検査は開封
することなくすんなりと通過でき、あとは出発までコーヒー飲みながら時間潰し。




18:30定刻通りに出発。お隣は外国のおじさん、イギリス人だそうだ。このおじさん腰が悪いのか
フライト中頻繁に立ったり座ったりを繰り返したが、こちらは映画観賞。ちなみにビリギャルを
初めて観た。我が家も下の子は今年受験だ、ふと現実に戻る。。0:00過ぎホーチミン上空に近づい
たが、空港混雑で着陸待機のアナウンス。どうやら20分くらい到着が遅れる模様だ。15分ほど遅れて
無事タンソンニャット国際空港に着陸。約1年ぶりに戻ってきた。


降機すると、東南アジア特有のもわっとした熱気と夜中にもかかわらず異様なほど沢山の出迎え客。
夜も遅いのでのんびりできずタクシーチケット売場へ向かう。ホテルの住所を示すと190,000VND
だと言う。おいおい高いだろ、事前調査では12~150,000VNDと書いてあったぞ。高い、と文句言うと
住所一覧の価格表のようなものを示しておまえが言う場所はここだ、と価格を提示してくる。面倒
なのと大した金額差でないので簡単に折れて190,000VNDでチケットを買い、ポーターのお兄ちゃんに
乗り場へ案内される。
ベトナムドン(VND)は、約1円=185VNDくらいなので190,000VNDだと1,000円くらい。相変わらず数値が
大きいので最初は戸惑うが、20,000VND紙幣が100円、200,000VND紙幣が1,000円を感覚で持っておく
とピンとくる。
ちなみに帰りに同じルートを逆で走ったら160,000VNDだったので、少しだけ高かった訳だ。


タクシーの運ちゃんもQUANG Hoteは知らず、一緒に窓から探すこととなる。くるくる回って貰って
ようやく看板を発見しやれやれと思いきや、入り口は柵が閉じられ入口の照明も消えている。時刻は
現地時刻で01:00AMくらいなので致し方ないが、この時刻に到着することは伝わっていたはずだ。
運ちゃんに「こりゃ困った」と言うと、隣の家との境の塀にある呼び鈴を押して中の従業員を叩き
起こしてくれた。おお、こんな場所に呼び鈴があるのか。多少高かったことを許してあげよう。
しばらくして無事チェックインすることができ、部屋へ。


日本のビジネスホテルと大差ない部屋だった。暑いのでまず窓を開け、エアコンを入れてみると
入らない・・・・・ダイキン製だが、どうやら壊れているらしい。明日の朝文句言うことにして
まずは一番気になっていた屋上の状況を寝る前に確認したかったので、上がり方を探す。非常階段
のような扉を見つけ、開けるとどうやらここが屋上への階段らしい。照明を探すがスイッチが
無い。しょうがないから暗がりをそろそろと上がると、踊り場に人が寝ていた、笑。暑いので従業員
が外の涼しいところで寝ているようで、突然の知らない人間の登場にお互いかなり驚く。ごめんよ
と言いながら遠慮なしに上がると洗濯機が道をふさいでいたが、隙間を潜り抜けると屋上に出ること
ができた。涼しい、夜景もきれいだ。

早速暗がりで構造を確認した。5m四方くらいのスペースで、コンクリートの柵がある。これなら挟み込み
金具が使える(後でこれも問題があった)。安心して、再び寝ている従業員の枕もとを跨いで部屋へ戻り
取り急ぎ寝ることにした。

そんなベトナム初日であった。
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