今年のJARL通常選挙の投票用紙が4月1日に郵送で届いた。
任期途中で辞めたはずの前任会長が、全国選出理事に立候補してネット界隈で騒ぎになっている。
以前、3月6日に<JARL執行部の腐敗体質>で書いたが、お騒がせの方が当選するかしないか、と
JARLがアマチュア無線界を再び活性化できるか否かは、あくまで別物だ。
もし当選してしまうと、組織の上層部には相応しくない方であることが明らかになった以上(特に選挙期間に
なってからのその方の発言は愚悪だ)、選挙で選ばれた人を再び責を問うという、無駄な対応が生じるので
組織としては無駄以外の何物でもない。時間と費用が無為に使われていくだけで、現状から良化するとは考えにくい。
一方、その方を選挙で選ばない判断がされたのであれば、その点だけは望ましい結果となるが、だからと言って
新たに選ばれた上層部が如何にして健全化して活性化するのかは全くの未知数で、期待値だけしかない。
掲示されている公報を一通り読んだが、これは、と思える内容の方は少数しかいないと感じた。
現にこれまでの体制は前任会長の悪事を牽制・是正できなかったわけで、今回の立候補されている方の抱負に
具体的に再発させない対策を明記している方は殆どおらず、件の人物に限った問題であるかの如く振舞っているのは
甘いとしか言いようがない怠慢である。
いずれにせよ投票率が高くならなければ何も始まらないのだが、選挙結果だけで手放しで喜べる状況ではない。
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