山田哲人選手は、ダントツのトリプルスリー

ヤクルトの山田哲人選手が、トリプルスリーを確実にしました。
昨日の神宮、対広島戦で今季３０個目の盗塁を決め、本塁打は３３本、打率も３割３分３厘とシーズン終了後の３割確保は固い状態です。

過去、日本のプロ野球界ではトリプルスリーは８人ですが、今年は山田選手と共にソフトバンク柳田悠岐外野手も達成濃厚で、９人目、１０人目の達成となる見込みです。

さて山田選手、年齢が２３歳で中西太選手の２０歳に次いで若くしての達成だそうですが、ダントツの記録があります。
トリプルスリーの各部門でのリーグ内の順位を足した数字が最も小さいのです。
岩本義行１６、別当薫６、中西太８、蓑田浩二１４、秋山幸二２３、野村謙二郎８、金本知憲１１、松井稼頭央９で、山田哲人は４。
更に、打率でトップに躍り出れば、３部門でトップのトリプルスリーとなります。
いかに超人的な活躍をしてるか、一目瞭然です。

ぁぁ、ドラゴンズにも、こんなスーパーマンは現れないかな。

円空さんの修行の足跡をたどって

岐阜県白川町上佐見の大寺公民館で昨日行われた第４５回円空学会総会に行ってきました。
今回で４回目の出席の私は、顔なじみも増えています。

さて総会は、会務と会計について、昨年度の実績、新年度の計画が承認され、長谷川顧問と小島理事長の講演に移ります。
長谷川顧問からは円空さんが遺した神仏像、絵画、和歌について、年代順に円空さんの思想を交えながらお話がありました。
小島理事長からは白川町に遺る円空仏について、ベトナムの宗教文化と対比されながら青面金剛神の庚申信仰のお話、また円空さんが彫られたという厨子入りの聖観音のことなど、お話が進みます。

昼食の後は、総会会場に準備された上佐見地区と下佐見地区の円空仏を間近に拝見し、その後、車で４０分ほどの和泉地区の薬師堂に移って円空仏３尊にお参りしました。

途中、 地元の纐纈具幸さんの案内で上佐見の庚申堂と稲荷神社にもお参りすることができ、山里の集落を軽やかな足取りで駆け巡ったであろう円空さんの修行の足跡をたどることができました。