小牧市のメナード美術館へ行ってきました。
「音から生まれる色ワールド」と銘うった新春展をやっています。
イントロダクションの陶器に始まり、次の3章は絵画が並びます。
第1章「音が聞こえる色の世界」が赤、第2章「春の足音」が萌黄色、第3章「耳をすませば」が青色と、シンボルカラーに導かれて、館所蔵の絵画から選ばれた“音を感じる”絵が並びます。
第1章で私が一番音を感じたのが、須田剋太の“東大寺落慶供養”、第2章が小倉遊亀の“椿花白磁”、そして第3章が青木繁の“布良藻屑拾”。
音というか、画面が揺らいで、風が吹いているのを感じるのです。
清涼な静かな風は、肌に心地よいものです。
展覧会のテーマは「音から生まれる色ワールド」なんですが、展示で問うているのは「色から生れる音ワールド」、或いは「音が生まれる色ワールド」だと思うのですが、館の趣旨はどこにあるのでしょうか。
それぞれの画家が、音が鼓舞した色を画布に納め込んだということなんでしょうか。
音楽における“色”、絵画における“音”、それぞれの直角に交差する(と、私には思える)感覚を、同じ向きに向けさせるベクトルが、表現する力となるのでしょうか。
「音から生まれる色ワールド」は、3月1日(日)まで、小牧市のメナード美術館で開催中です。
「音から生まれる色ワールド」と銘うった新春展をやっています。
イントロダクションの陶器に始まり、次の3章は絵画が並びます。
第1章「音が聞こえる色の世界」が赤、第2章「春の足音」が萌黄色、第3章「耳をすませば」が青色と、シンボルカラーに導かれて、館所蔵の絵画から選ばれた“音を感じる”絵が並びます。
第1章で私が一番音を感じたのが、須田剋太の“東大寺落慶供養”、第2章が小倉遊亀の“椿花白磁”、そして第3章が青木繁の“布良藻屑拾”。
音というか、画面が揺らいで、風が吹いているのを感じるのです。
清涼な静かな風は、肌に心地よいものです。
展覧会のテーマは「音から生まれる色ワールド」なんですが、展示で問うているのは「色から生れる音ワールド」、或いは「音が生まれる色ワールド」だと思うのですが、館の趣旨はどこにあるのでしょうか。
それぞれの画家が、音が鼓舞した色を画布に納め込んだということなんでしょうか。
音楽における“色”、絵画における“音”、それぞれの直角に交差する(と、私には思える)感覚を、同じ向きに向けさせるベクトルが、表現する力となるのでしょうか。
「音から生まれる色ワールド」は、3月1日(日)まで、小牧市のメナード美術館で開催中です。