素敵な絵 “ 道 ” の作者の三輪修さんとお話ができ、ラッキーでした。
今日行った3回目。
「 2012 一宮総合美術展 」 での会場です。
たまたまおみえになった三輪さんに “ 道 ” について、いろいろとお聞きすることができました。
『 “ 道 ” の制作期間は、描き始めから描き終わりまで2年間。 』
『 “ 道 ” は、木曽川と名神高速が交差する辺り。 』
( いやぁ、私の家から歩いて15分ほどのところでした )
『 ほぼ、その風景をリアルに表現しているが。左手に見えた土手は削った。右手の草叢は若干低くした。そして画面右側の1割ほどは、カットした。 』
『 ロケハンでは、シノゴのカメラを使う。 』
( ぅぅ~~ん、写真でもプロですね )
『 若い時には、一日20時間も絵を描いていた。 』
( 今でも、充分お若いのですが、ものすごいパワーです )
『 同時に50枚ほどを並べて、描いている。 』
( 今思うと、5枚と50枚を聞き間違えたのかな。いや、確かに50枚と聞いたような )
ぇぇ、そんなぁ。
どうやって、いろんな絵に、いろんな気持ちで取り組むのかなぁ。
答えは、 『 その方が、私は描きやすいから。 “ 男と女 ” と一緒で、とっかえひっかえの方が、気分がのります。 』
ぉぉ~、なるほど、人生の極意ですね。
そして、私は最後に聞きました。
「 この絵を描いた時は、どんなお気持ちだったんですか。 」
『 朝、舟を取材に行って、ふと振り向いた時の “ 轍 ” 。これは、もう自分の人生ではないか。描かなければならないと、強く琴線に響いた。 』
かっこいいですねぇ。
確かに画家の思いが強く滲み出た上下にうねった泥の道と、右と左には大きくえぐられた轍。向こうに並ぶ草叢は葦でしょうか、そよそよと緊張感を持って観るものを引きつけ、離します。
まだ、 “ 道 ” は完成ではないともおっしゃってみえました。
画家が表したい世界、キャンバスに留めたい世界には、一寸の妥協も無いのでしょうね。
2012年4月14日
白日会88回展名古屋展での “ 道 ” 鑑賞ブログ
2012年6月 8日
2012 一宮総合美術展での “ 道 ” 鑑賞ブログ
今日行った3回目。
「 2012 一宮総合美術展 」 での会場です。
たまたまおみえになった三輪さんに “ 道 ” について、いろいろとお聞きすることができました。
『 “ 道 ” の制作期間は、描き始めから描き終わりまで2年間。 』
『 “ 道 ” は、木曽川と名神高速が交差する辺り。 』
( いやぁ、私の家から歩いて15分ほどのところでした )
『 ほぼ、その風景をリアルに表現しているが。左手に見えた土手は削った。右手の草叢は若干低くした。そして画面右側の1割ほどは、カットした。 』
『 ロケハンでは、シノゴのカメラを使う。 』
( ぅぅ~~ん、写真でもプロですね )
『 若い時には、一日20時間も絵を描いていた。 』
( 今でも、充分お若いのですが、ものすごいパワーです )
『 同時に50枚ほどを並べて、描いている。 』
( 今思うと、5枚と50枚を聞き間違えたのかな。いや、確かに50枚と聞いたような )
ぇぇ、そんなぁ。
どうやって、いろんな絵に、いろんな気持ちで取り組むのかなぁ。
答えは、 『 その方が、私は描きやすいから。 “ 男と女 ” と一緒で、とっかえひっかえの方が、気分がのります。 』
ぉぉ~、なるほど、人生の極意ですね。
そして、私は最後に聞きました。
「 この絵を描いた時は、どんなお気持ちだったんですか。 」
『 朝、舟を取材に行って、ふと振り向いた時の “ 轍 ” 。これは、もう自分の人生ではないか。描かなければならないと、強く琴線に響いた。 』
かっこいいですねぇ。
確かに画家の思いが強く滲み出た上下にうねった泥の道と、右と左には大きくえぐられた轍。向こうに並ぶ草叢は葦でしょうか、そよそよと緊張感を持って観るものを引きつけ、離します。
まだ、 “ 道 ” は完成ではないともおっしゃってみえました。
画家が表したい世界、キャンバスに留めたい世界には、一寸の妥協も無いのでしょうね。
2012年4月14日
白日会88回展名古屋展での “ 道 ” 鑑賞ブログ
2012年6月 8日
2012 一宮総合美術展での “ 道 ” 鑑賞ブログ