パールライスのつれづれなるままに

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ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 at そごう美術館

2019年05月27日 | アート・文化
「アール・ヌーボー」と言う絵画のジャンルがあります。
それは、草木を単純化・幾何学化した絵(デザイン)で、アルフォンス・ミュシャの絵で有名です。
 

「アール・ヌーボー」の先駆けが、ヴィクトリア朝イギリスで起きた「アーツ・アンド・クラフツ運動」です。その代表者がウィリアム・モリス。
そのモリスの作品を中心に英国製の壁紙を展示したものです。


壁紙が普及した理由の一つに産業革命があるとか。室内を電灯で明るく灯せるようになってから、だそうです。
「アーツ・アンド・クラフツ運動」は、大量生産により粗悪品が濫造されたことに対する反対運動(職人技を尊重する)だったわけですが、産業革命のおかげで普及したと。

ここでも重要な要素が「ジャポニズム」です。
19世紀末から20世紀に初めにかけて、いかに日本が西洋美術に影響を与えていたのか?
着物の型紙ですね。繰り返しの模様は、琳派の原型とも言えます。
 

そしてゴージャスな「金唐革紙」日本人の職人を雇い入れて、イギリスの工場で作らせたそうです。
 

展示について言うと、「ウィリアム・モリスと他の作家との違いが分からない(笑)」
同じ絵柄が続くのに、横浜マダムは熱心にご覧になっていました。つか、会場はお姉さま方ばかり。
なぜ、お姉さま方は壁紙が好きなのか?
オジサンには分からない。

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