パールライスのつれづれなるままに

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メディチ家の至宝 at 東京都庭園美術館

2016年04月29日 | アート・文化
フィレンツェウフィツィ美術館には、メディチ家の財宝を収蔵しています。
歴代メディチ家当主や妃の肖像画20点とジュエリー約60点が展示されています。

この当時は、絵画よりも工芸品、特にカメオを尊重していたそうです。


宝飾品の事はよく分かりませんが、メディチ家の歴史を知ることが出来ました。
金融業が始まり。何度もフィレンツェを追放されています。そして繰り返しの復帰。
婚姻関係でフィレンツェを支配していた様。

画像の女性は、マリア・ディ・コジモ1世・デ・メディチ。
彼らの最盛期、トスカーナ大公となったコジモ1世の長女。
美しく、知的な女性ですが、17歳という若さでこの世を去りました。
コジモ1世はその死を大変悲しんだと言われています。


フランス王アンリ2世の妻となったカテリーナ・デ・メディチ。フランス宗教戦争勃発中、摂政として苦労した人です。
この絵を見ていたご婦人、「あんなに沢山の真珠。重たそう。」と言ってました。そうなのか、真珠って重いのか?初めて知りました。


ディチ家最後の血族アンナ・マリア・ルイーザ。子供がいなかったので、彼女でメディチ家は彼女で終わります。
メディチ家の財産を「フィレンツェから持ち出さない、一般に公開すること」を条件にトスカーナ大公国に全て遺贈しました。
これが後のフィレンツェウフィツィ美術館となります。


大富豪の女性は美しいですな。正確な描写ではない(美化して描いている)らしいですが。
 


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