パールライスのつれづれなるままに

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甲斐荘楠音の全貌 in 東京ステーションギャラリー

2023年08月12日 | アート・文化
結論から言うと、「東京国立近代美術館が悪い」
2021年3月から開催された当館の企画展「あやしい絵展」において、甲斐荘楠音の絵を推しで展示していました。
そのおかげで、怪しい絵にしか見えません(笑)そのくらいインパクトの強い作風ですね。


高山華宵と同様、LGBTの画家ですが、「歌舞伎の女形に変装して写真を撮るという異能者の部分に妙にひかれる部分がある。たとえ、あやしい絵であっても」という感想です。先入観が無かったら、怪しい絵という不気味な感想は持たなかったのに。

理由はよく分かりませんが、画壇から離れ映画界へ転身。着物のデザイン・時代考証で300本以上の映画にかかわったということす。この企画展も後半は往年の名俳優たちが着た着物の展示です。
これは、女性もたまらんでしょう。
あやしいだけでなくて良かったです。

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