パールライスのつれづれなるままに

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ピカソ― ひらめきの原点 ― in パナソニック汐留美術館

2022年05月21日 | アート・文化
1900年頃から亡くなる3年前の1970年までの作品を年代順に展示。
版画中心ですが、ピカソの作家生活をほぼ全期に渡って鑑賞できます。
とは言え、生涯に渡って版画を製作し、様々な手法を駆使しています。
版画にも情熱を注いでいたと思われるので、見る価値はあります。

彼ぐらい作画方法が頻繁に変わった画家はいません。
青の時代、バラ色の時代、キュビスム、新古典主義、シュルレアリスム等々。
その変遷がコンパクトに濃縮されて一望できるのは、彼のファンでない人には手っ取り早く知る上で役に立つのではないかと思います。

それと、女性が必要不可欠の要素となっていますね。
女性に対して冷酷な扱いが芸術になると言う。
巨匠にしては、性欲 = 芸術がストレートに分かる画家も珍しい(笑)
18禁の版画が数点あります。ラファエロをそうするか!それは芸術に対する冒涜なのか?前衛であるのか?
それと、彼自身ロリ入ってますし。

あと、ゲルニカの元ネタとなった18コマのマンガ?『フランコの夢と嘘 I、II』に注目しました。
 

ゲルニカ、どうしてああいう絵になったのか?そのミッシングリングを知ることができて、それはそれで有意義でした。



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