【 rare metal 】

此処 【 rare metal 】の物語や私的お喋りの全部がね、作者の勝手な妄想ですよ。誤解が御座いませんように。

ふたりで視たい。

2009年02月20日 03時52分39秒 | 無くした世界 
  

   (画像はイメージ)




「アンナァ、イッペンあんたと夕陽が観たいねん 」


「誰が?」

「自分なんやけどぉ 」



当時。お世話になっていた深夜倶楽部。

其処の売れっ妓 【売上No1】 っのぉ某嬢ぉにぃ、ダメもとで尋ねてみました。


「いぃよぉ 」

「ぇっ! ぅッ嘘ッ。」


「チョット、ひやかしなん?」


「ワワッ。ワイでえぇん?」

「何時観に連れてってくれるんぅ?」


自分。マサカと想っていましたからね、ツイゆうてしまいました。


「ジョ冗談やがなぁ 」


ッデ。ワイの頬。えぇ音で引っぱたかれました。



「意気地なしッ!」



そん時の或の女(ヒト)の顔つき。今でも憶えています。



  

オヤスミナサ