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負の遺産

2006-12-31 16:29:15 | Weblog
ネバーエンディングストーリー。






日本目指したナチ潜水艦から水銀漏れ ノルウェー沖(抜粋)
2006年12月29日(金)

第二次大戦末期に日本に向かう途中

連合軍によって「ノルウェー沖で撃沈」された

「ナチス・ドイツの潜水艦の残骸」から

「多量の水銀が漏れ」出していることが分かり

ノルウェー政府がこのほど汚染対策に乗り出した。


<独公共放送ドイチェ・ウェレ>

 ○この潜水艦は「U-864」
 ○73人が乗っていた
 

同艦は「敗戦濃厚の同盟国・日本を支援」するため

「ジェットエンジン部品やミサイル誘導システム」とともに

「武器製造に使う水銀65トン」を搭載して

独北部キールを出港。

ノルウェー西部ベルゲンを経由して

日本に向かう途中だった。


しかし、英国海軍が

「作戦の暗号解読」に成功

1945年2月に

「魚雷で潜水艦を撃沈」した。

残骸は現在

「深さ約150メートルの海底」に横たわるが

「多量の水銀が漏れている」ことが確認され

「周囲1キロが禁漁海域」となっている。







戦争が終わっても

「置き土産」が

残ってる。








ベトナム戦争における枯葉剤(ウィキペディアより抜粋)

ベトナム戦争中に

「米軍によって撒かれた枯葉剤」は

軍の委託により

ダイヤモンドシャムロック、ダウ、ハーキュリーズ、モンサント社などにより製造され

オレンジ剤、ホワイト剤、ブルー剤の三種類があった。

その内の6割が2,4-Dと2,4,5-Tを混合したオレンジ剤と呼ばれるものであり

「不純物として催奇性があるとされるダイオキシン類等」

を含んでいた。

ベトナム戦争で行われた

「枯葉作戦」は

名目上は

「マラリアを媒介する蚊や蛭を退治」するためとされたが

実際は

「ベトコンがジャングルに隠れられないようにするため」

であったと言われている。

なお

アメリカ政府は

「枯葉剤と奇形児出生の因果関係は認めておらず」

「戦後補償も行っていない」。







本来であれば「フツーの生活」を送っていたに違いない二人も。






ドクさん結婚「新しい生活が始まる」(抜粋)
12/17(よみうりテレビ)

「ベトちゃんドクちゃん」の愛称で親しまれたグエン・ドクさん(25)が16日、1つ年下の女性と結婚した。

ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤が原因とみられる結合双生児

「ベトちゃんドクちゃん」

の弟、グエン・ドクさんが16日

ベトナム・ホーチミン市内で結婚式を挙げた。

相手は、2年前にボランティア活動で知り合ったティエンさん(24)。

結婚式はベトナムの伝統的な方法で行われ

指輪の交換では、新婦が涙ぐむシーンもあった。

ドクさんは

「今日から自分の新しい生活が始まります。家族ができることで、乗り越える新しい問題も増えますね」

「(Q 子供は欲しいですか?)それはもちろんです」と話した。

ドクさんは

「兄のベトさんと下半身がくっついた状態」

で生まれた。

その後

ベトさんが重い脳炎にかかったため

日本で度々、治療を受け

「7歳の時に分離手術」

を受けた。

ベトさんは

「今でも脳に障害があり、寝たきりの生活」

を送っている。






結婚したことが

「ニュース」

になってしまう。

芸能人じゃないのに。



ドクさんは「幸せ」だけど

「もう一人の人生を背負ってる」かのようだ。

彼には「全く罪がないのに」。



「地雷」も同じ。






地雷(ウィキペディアより抜粋)
古典的かつ伝統的な物では

「一定の重量が信管にかかることによって作動し、爆発することで通過した人や物を殺傷・破壊する」

ことを目的としている。

対人地雷には

 ○圧力式のほか
 ○ワイヤでピンが抜かれることで爆発するもの(引張式)
 ○遠隔操作で起爆させるもの
 ○赤外線センサー等を使用するもの

がある。

設置方法はさまざま。




対人地雷全面禁止条約(同、抜粋)
このような地雷に対し、人道的な見地から

「対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約」(対人地雷全面禁止条約、オタワ条約などともいう)

が作られ、1999年3月1日に発効した。





んだけど、








地雷除去(同、抜粋)
戦乱のあった地域では、対人地雷が残存し、戦争終結後も一般市民への事故(傷害事故だけではなく死亡事故も多い)が後をたたない。






「タイ・カンボジア・アフガニスタン」とか

まだまだ「地雷が残ってる」。

「地雷」の中でも多くの「対人地雷」の目的は






対人地雷(同、抜粋)
安価で数多く使われる小型のものは

「敵兵を殺すことではなく」

敵兵に重傷を負わせることにより

「戦闘不能にすること」

を目的としている。

敵兵を1人戦死させれば

それは「敵の兵力を1減らす」ことになる。

しかし

「敵兵1名に重傷を負わせれば」

敵は重傷者を後送する兵・手当てする兵を確保せねばならず

「前線の敵兵力を2名以上減らす」

ことができることに加えて

「重傷者が身近で苦しむ姿を見させる」ことにより

「戦闘可能な敵兵の戦意をも喪失させる」

ことができる。





兵器が生まれた背景そのものが

「殺さずに苦しませる」ことを

目的としている。



だから「足を失ったり」

「手をなくしたり」

「死なずに」

生き残る。



「死んでしまう」ことは

「悲しい」けれど、

「悲劇は一瞬」だ。



でも「生き残る」ことで

「悲劇は終わらなくなる」。



戦場と同じ。



「本人」のみならず、

「家族・友人・恋人」を

まきこんで

悲劇の連鎖を作る。



テレビで特集したり、

キャンペーンが行われたり

(2001年に、坂本龍一が中心となりN.M.L.(NO MORE LANDMINE)というユニットを結成、地雷撲滅のチャリティーソング「ZERO LANDMINE」を発売した。このCDの収益は地雷除去活動を支援するために使われた。)



何も終わっていない。








原爆投下日時「正答」64% 大学生調査 過去最低並ぶ 創価学会平和委=広島 - 読売新聞







悲劇が忘れられつつあっても







原爆症認定訴訟 カルテ取り寄せ採用 国の主張地裁認める 結審来夏にずれこむ
2006年12月28日(抜粋)

原爆症認定を却下された県内の被爆者27人(うち6人が死亡)が

国の却下処分の取り消しなどを求めた集団訴訟の進行協議(非公開)が

27日、長崎地裁であった。


<原告側代理人の弁護士>

田川裁判長は

「一部原告の症状が放射線に起因しないことを立証するため」

  →カルテの取り寄せを求めた国の申し立てを採用する意向

原告の症状について

「原爆放射線の影響を否定できない」

とする意見書を作成した医師5人の証人尋問を国が求めていたこと

→判断を保留した。


カルテが証拠採用される見通しとなったことで

「来年3月に予定された同訴訟の結審」は

「来夏にずれ込む」とみられる。


<原告を支援する長崎原爆被災者協議会の山田事務局長>
「原告は高齢でいつ倒れてもおかしくない。一刻も早く判決を出してほしい」








被害を受けた「本人」の人生は終わってない。
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おとなですか?

2006-12-30 22:43:23 | Weblog
昔は15歳位だったよねえ。







「18歳で成人」改正検討へ 選挙は?飲酒は?対象広く(抜粋)
2006年12月30日(土)

「成人」の年齢を

「20歳から18歳に引き下げる」

民法改正案が年明けから検討されることになった。

来年の通常国会で

「国民投票法案が成立」した場合

そこから3年以内をめどに

改正をめざすという。

改正されれば

「18歳が法律上の大人」となり

結婚や財産権、飲酒・喫煙など

幅広い分野で社会を変えることになる。

しかし、同法を所管する「法務省内部」でさえ

「改正に慎重な意見」があるうえ

「他の官庁が扱う法律にも影響が及ぶ」ため

政府部内で方向が決まるまでには時間がかかりそうだ。

「年齢20歳をもって、成年とする」――。

民法は1896(明治29)年以来

「社会の一人前のメンバーを決める基本」になっている。

「成人年齢引き下げの検討」はそもそも

国民投票法案を巡る与野党の議論の中で

投票年齢とあわせて

「3年を目途に公職選挙法、民法などの関連法について措置を講ずる」

と付則で示す修正案が持ち上がったことから始まった。


<法務省内の相反する声>
「日本の基礎にかかわる問題を、ほかの法案の議論に引きずられるかたちで考えるべき話なのか」

「こういう外的要因でもなければ、変えられなかった。いい機会だ」


<現在の民法>
 ○結婚できる最低年齢は「男性18歳、女性16歳」
  ※ 未成年の場合は親の同意が必要

 ○結婚すれば未成年でも「成人に達したと見なす」
   →財産の処分などの法律行為が成人並みにできる。


<成人年齢が18歳になった場合>
 
 ○結婚の際、女性だけに父母の同意が必要な場合が残るという、いびつな構図になる。
   →男女の婚姻最低年齢を統一すべきだという議論につながることは間違いなさそう。

(上記の通り)親の同意なく財産を取得・処分する権利を得るのも成年になってから。

       逆に未成年の場合は
   
        →親の同意なく結んだ契約は取り消すことができる。

 ○18歳で自由に財産を処分できるようになる

  →「若者の経済活動が促進される」
  →「若者の保護の観点からは不十分だ」

他には

 ○養子縁組で養親となれる年齢も18歳に引き下げられる

 
<ほかの法律への波及は?>

 ○「満20歳未満に飲酒・喫煙を禁じている」のも、民法上の「成年」の考え方が前提

  →年齢にあわせて引き下げるなら大きな問題
  →(逆に)引き下げないのであれば、どういう理屈がありうるのか?

 、○「選挙権を20歳以上と定めている」公職選挙法の改正

  ○「裁判員の対象年齢も引き下げられる」可能性
     →裁判員は、選挙人名簿から無作為に選ばれるため

  ○20歳未満を「少年」と定めた少年法について

    →政府部内での大勢
     「立法当時と比べて18歳、19歳の少年の精神的成熟度が変化したとは言いがたい。適用年齢引き下げの必要性を説明するのは難しい」






「オトナになる」ってタイヘンなことなのね。

でも、1896年の民法が

「一人前」を決める前はどうだったのか?






元服(出典:ウィキペディアより抜粋)

元服とは、平安時代以降、公家・武家の間で行われた「男子の成人式」という通過儀礼。

加冠(初冠)ともいわれる。

「12-16歳の男子が成人したことを表す」ために行われ

氏神の社前で大人の服に改め

総角(角髪(みずら))と呼ばれる「子供の髪型」を改めて

「大人の髪(冠下の髻(かんむりしたのもとどり))」を結い

烏帽子親により冠をつける(公家、及び、平家系の武家では、厚化粧、引眉にお歯黒も付ける、源氏系は付けない場合が多かった)。

それまでの「幼名を廃し」て

「烏帽子名(元服名・諱)を新たに付ける」。

室町時代以降は民間にも普及。

民間においては

褌親(へこおや)の元で

「初めてふんどし」を付け

「性に関する知識」を授かる。

なお、女子の成人式は

「裳着(もぎ)」という。

平安時代から安土桃山時代(皇族、貴族は明治時代)にかけて

行われた通過儀礼。

成人した女子にはじめて裳を着せるもの。

年齢は一定しないが概ね12-16歳

(但し、戦国時代に於いては政略結婚に備えて8~10才位に繰り上がった)。

江戸時代以降は「女性も元服」と称し

「結婚と同時」に

「未婚でも18~20才」くらいで行った。

女性で元服という場合は

「地味な着物」を着て

「日本髪の髪形を丸髷、両輪、又は先笄」に替え

「元服前より更に厚化粧」になり

鉄漿親(かねおや)により「お歯黒」を付けてもらい

「引眉」する。

「お歯黒を付けるが引眉しない」場合は

「半元服」と呼ばれた。

半元服の習慣は

「現在でも祇園の舞妓、嶋原の太夫等、一部の花街」に残る。




そう、ずっと早かった。

自分の勝手な「時代劇イメージ」だと15歳位の様な感じ。

ただし、このころの日本人は「人生50年」て言ってた訳で

15歳といえば、もう「人生の3分の1」。

今、70~80年とすると

まあ「20歳くらい」ってのも分かるんだけどね。





成年(出典:ウィキペディアより抜粋)
成年とは、法的には「単独で法律行為が行えるようになる年齢」の事であり

一般社会においては「身体的、精神的に十分に成熟する年齢」を指す事が多い。

成年に達した者を「成年者」といい

「未成年者に対する概念」である。

各国において成年は

「ある年齢を基準として法的に定義」される事が多い。

その基準となる年齢は

「国や地域によって18~21歳とばらつき」がある。


日本における成年
日本では「満20歳をもって成年」とする(民法第4条)。

ただし「20歳未満であっても婚姻していれば成年者」とみなされる(民法第753条)が

成年者とみなされるも

「飲酒、喫煙、選挙権などについて、法の条文に年齢が明記されており」

成年者と見なされても「これらの行為を行う事は出来ない」。

又、天皇、皇太子、皇太孫については「18歳で成年」となる(皇室典範第22条)。

20歳になると

「法的に飲酒、喫煙、投票などが可能」になるが

飲酒や喫煙は実際には規制が甘く

法を守っている人は少ない。

飲酒や喫煙が20歳未満だと

「発育に影響する」といわれるが

「20歳」に科学的な根拠はないともいわれている。

日本以外の国での成年は

「18歳が多いが19~21歳の国もある」。

又、医学的には

「成人は小児に対する概念」であり

やはり「年齢を基準として区別」するが

法的な定義よりは若く

「15歳程度からを成人」として扱う事が多い。

第二次性徴を迎えれば

「肉体的には成人」

するからである。

動物の「成人」は

「肉体的な成熟のみ」

で判断する。





と読んでくると「いくつか分かってくる」。

「成年を20歳とする」にはあんまりイミがなく

諸外国でも「マチマチ」。



肉体的に言えば

「15歳程度からを成人」と言える。

だから、女性が結婚可能な

「16歳」は、まあ正しいのかもしれないし、

肉体的に言えば「男も可」。

では、どうして男は「×」なのか?

「男が養う」っていう

「昔からのルールがあるから」

のような気がする。

今となっては「主夫」でもいいのかも。



江戸時代「元服」を迎える子供たちは

どんな気持ちだったんだろう。



けっこう「うれしかった」んじゃないだろうか?

「オトナ」になる。

「自立」する。

「自活」する。

のはけっこうタイヘンだけど、

「楽しく」もある。

「このガキが!」

と言われずに

一応「意見を聞いてもらえるようになる」からだ。

「イッパシになる」のは

まだまだ先だけど

「何か、自分一人でできるようになる」ってのは

楽しい事だと思う。



「若者の保護の観点からは不十分だ」

という意見がある。

「これ以上、どんな保護をするんだ?」



「ニート」って人たちがいて

「オタク」なんてヒトもいる。



「オタク」っぽい趣味のヒトだって

「自活」してる分には何も問題ないけど

いざとなっても「自活」しようと思わないのは

やっぱり、ちょっと「オカシイ」気がする。



「元服」すべきじゃないかなあ。

「ウソンコ成人式」じゃなくて。



そうしないと「親子」の連鎖が崩れる。

「親子」っていうけど、

そのオヤだって、

もともとは「コドモ」だったんだから。

みんな「オヤ」にならないといけないワケじゃないけど

「オトナ」にはなった方がいいっしょ。

そしたら、中には「オトナ」になるヒトも出てくるし・・・。




義務教育が15歳(中学卒業)までだ。

だから、極端なハナシ「15歳」でもいいと思う。



「働け」って言うわけじゃない。



そのあたりで「将来について」考えてみる。



「フツーにサラリーマン」

「漁師」

「ブラブラ世界を旅する」

「一攫千金」

「幸せな家庭」

「包丁一本、サラシに巻いて」

「学者」

「公務員」

もしかしたら、決められないかもしれない。

そしたら「泣きつこう」

「も少し、学校行かせて」



学校行けるのは「エスカレーター」じゃないってコトを

分かるキカイを作ってあげてもいいんじゃないかなあ。

その方が「親切」じゃない?

ヨノナカ世知辛いんだから。





「ほかの法律へ波及」するってんだけど、

ホントにそう?



今だって「結婚したらオトナ」のはずなのに

「飲酒・喫煙」はダメなわけだし、、

なぜか「天皇、皇太子、皇太孫については”18歳で成年”」

になってしまう。



法律については「個々の例外」が元々あるんだから

ナントカなるんじゃない?





自分たちが「社会人」になってみると分かるけど

すでに「社会人」になってるヒトにとって

「オトナのはず」の成人たちは、まだ

何も知らない「足手まとい」だったりする。



「イッパシ」になるのはまだまだ先のハナシ。



長瀬君も言ってたじゃないかい、ウタで

「こーのフネぇを漕いでいけえ。おーまえの手で漕いでいけえ。」ってさ。





早く「自分のオール」を持とうゼイ!
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データ強盗

2006-12-30 00:35:40 | Weblog
新しい波?







NTTレゾナント、顧客情報が保存された社員個人用PCが盗難被害に(抜粋)
12月20日 Scan

NTTレゾナント株式会社は12月19日

「社員宅において」

顧客情報が保存された

「個人用ノートPCが盗難」

に遭ったと発表した。


これは12月18日

社員が自宅に帰宅したところ

個人用ノートPCが盗難に遭っていたことが判明し

速やかに所轄警察に届け出たというもの。


<盗難に遭ったノートPC内 顧客情報>

 ○平成17年10月3日から11月19日まで同社が実施した「豪華商品ザクザク!キャンペーン」に応募した顧客名簿
 
 ○44,723名分
 
 ○「ユーザID」「氏名」「郵便番号」「住所」「電話番号(任意)」「eメールアドレス」「年齢」

 ○決済用パスワード・口座番号・クレジットカードなどの情報は含まれていない

 ○PCおよびデータファイルには、セキュリティ対策としてパスワードが設定。


NTTレゾナント株式会社:お客様情報が入ったパソコンの盗難について
http://help.goo.ne.jp/info/detail/895/




これは「個人」。だから、なんとも思わなかった。ただ、

「パソコンだけ」盗ったのかなあ?と。






スズキの子会社からディスク盗難、8千人分の情報流出(抜粋)
12月27日 読売新聞

スズキは27日

佐賀市の販売子会社事務所から

「顧客情報を記録したパソコン用ハードディスク」

が盗まれ

自動車の購入者ら

「延べ8699人分の顧客情報」

が外部に流出した可能性があると発表した。


<顧客情報>
ディスクには

 ○顧客の名前
 ○住所
 ○電話番号のほか
 ○車のナンバーなど

が記録されていた。


販売子会社の社員が

21日に「ディスクが行方不明になっている」ことに気付き

警察に被害届を出した。


データは社外では「閲覧できないように暗号化」

されており

今のところ悪用の報告はないという。


最終更新:12月27日23時7分






社内に「外部からの侵入者」

が無かったのであれば

内部犯かもしれないけど






顧客情報入りサーバーが盗難(抜粋)
2006年12月29日(金)中国新聞

健康食品販売のクロレラサプライ(出雲市長浜町)の社内に置いていた

「約78万人の顧客データが入ったサーバー1台」

が盗まれていたことが分かり

同社は28日

出雲署に被害届を出した。


23日朝

出勤してきた社員が

「サーバー1台」が

なくなっているのを発見。

盗難防止のため

「固定していたワイヤ」

が切断されていた。


経理室の出入りは

「カードキーが必要」で

施錠した前日午後9時15分ごろには

異常はなかった。





「同一犯」ってことは無いだろうけど

「ラクに盗める」

ってことが出てきたのかも。



今までの「個人情報漏洩」は

「忘れた」

「落した」

「無くなった」

「間違って送った」

「winny」

ってのがほとんど。





悪意があったのは






個人情報漏洩件数は51万件 - ジャパネット内部調査(抜粋)

「ジャパネットたかた」は

「個人情報漏洩」事件の

調査結果を公表した。

漏洩件数は

「51万3940件」としている。


<漏洩していた情報>

 ○1994年5月から1998年7月までに同社より商品を購入した顧客データ

 ○流出項目
  氏名
  住所
  生年月日
  性別
  電話番号

※ 一部顧客は、職業、勤務先に関する情報、住居の種別などが含まれていた

 ○クレジットカード、購入履歴は含まれていない。


犯行に関わった「元従業員2名」

は書類送検となった。

しかし、時効が成立しているという。
(Security NEXT - 2004/10/07更新)






なんていうのが「有名」だけど

「内部犯行」がほとんど。

他には





「NTT職員が社内LANから抜き出した電話加入者データを名簿業者に売り渡したとして収賄罪(約89万円)で有罪判決 千葉地裁平成11年9月28日判決





とか

「盗難」となると



「車上荒らし」とか

今回の「NTTレゾナント」みたいに

家に持ち帰ったら「盗難」

っていう「偶然」の事故らしい感じ。




今回みたいな「盗難の例」は

マレだと思う。



今のトコ

「内部犯行」か

「侵入犯」か

ハッキリしてないワケだけど

「盗難」であることは「確か」。



今回の件では

「セキュリティ対策としてパスワードが設定」とか

「閲覧できないように暗号化」みたいに

何かしらの「対策」がされてるものが多いけど

「約78万人の顧客データが入ったサーバー1台」

についてもHP見たら

「ID/パスワードで保護され、また、お客様の個人情報を取り出すには専用のソフトウエアが必要です」

ということらしく「少し安心」。



でも



「壁を壊して侵入する宝石強盗」や

「クルマで引きずってATM盗むヤツ」

みたいな強引なヤリカタが

「個人情報」ドロボウにも入ってきたんだとすれば



もう

「名前と住所と電話番号」

は書かない方がいいかも。



それにしても「クロレラ」屋さんの名簿盗むなんて





インチキ「健康食品」でも売るつもりかなあ。
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ハリセンボンのーます

2006-12-29 14:13:31 | Weblog
約束破ったら

「誰に」飲ます?






被害総額は8800万円 ヤフオクの商品未発送で(抜粋)
2006年12月27日

ヤフーが運営するネットオークションで

同社が「オークションストア」に認定した会社が

「商品を発送しない被害」が

相次いでいる問題で

「被害は約990人、計約8800万円に上る」

ことが27日、ヤフーの調査で分かった。


<ヤフー>
 ○オークションストアが起こした問題として重視
 ○(規定を一部拡大して)補償することを利用者に通知
    →補償額の上限を撤廃(規定では対象外の低価格の落札も補償対象とする)


<あらまし>

家電ドットコム(東京都豊島区)が

今月1日から「テレビやカメラなどを出品」し

15日ごろから

落札者からヤフーに

「商品が届かない」などのメールが

「百数十件」寄せられた。

取引総額は

「約1億9000万円」に上る。








補償についての続報は

(ヤフーが全額補償の方針 ヤフオク「家電ドットコム」2006年12月27日 朝日新聞記事より)

ヤフーは27日、被害者に全額を補償する、と発表

 ○被害者 約1000人
 ○被害総額 約8800万円


同社(通常)規定 被害補償は落札額の8割で上限50万円







今回の「ヤフーの対処」は

「適正」というか、

「すばやさ」についても「評価」できる内容。

でもね。







「ヤフオク」トラブル増 入札資格緩和が背景に(抜粋)
2006年12月25日(月)(朝日新聞)

ヤフーオークションが

今秋始めた

「入札無料キャンペーン」をめぐり

「参加者同士のトラブル」

が増えている。

「買う気のない入札者の価格つり上げ」や

「自作自演」

が多発。

ヤフーは

「入札キャンペーンに伴う金銭的被害の報告は増えていない」とするが

同社の掲示板では

「管理強化を求める声」

も上がっている。


<キャンペーン>
ヤフーは10月11日

「オークションの全商品への入札参加」を

「登録会員全員に認める」

キャンペーンを始めた。

 ①メールアドレス
 ②郵便番号
 ③生年月日

の登録で「誰でも参加」できる。


<従来の出品・入札について>

 ①クレジットカード番号
 ②ネットバンク口座登録
 ③会費を支払う

ことで「会員」となる必要があった。


<登録条件の緩和>
4月以降、段階的に条件を緩和。

 入札資格者 
  4月以前 約600万人→10月末 1800万人


しかし

「本人確認なし」で

「複数の登録が可能」なことから

「自作自演と見られる価格操作」や

「いたずら入札」

が多発。


11月に発売された

「PS3」には

「1億円以上の入札」

がされる例も相次いだ。


<同社広報>
トラブル相談の数や入札・落札件数を公表していないが

「いたずら入札やトラブルが増えているのは確か」

「買う気のない者は支払いをしないので出品者に被害はない。出品者側の本人確認は逆に強化しており、金銭トラブルは減っている」

 
<掲示板への実害報告>
利用者同士が情報をやりとりする掲示板に「実害」報告が書き込まれている。

 
【事例1】落札者と連絡が取れなくなった。次点入札者の価格に不満のため繰り上げなかったら、「非常に悪い」の評価をつけられた


ヤフーでは

   ○利用者を「非常に良い」から「非常に悪い」まで5段階で評価する。
   ○マイナス評価になると「参加を制限される」こともある。


同様の事例で

   ○マイナス評価を避けるため「連絡の取れない当初の落札者との取引が成立したことにした」との書き込みも

    →この場合、実際には「取引がなくとも」

     個人出品者は

     「落札額の5.25%を同社に支払う」必要がある。

     入札開始後の出品取り消しは525円がかかる。


【事例2】一人が三つの登録IDを使い分け、一つで低価格で入札した上で、ほかの二つでは高値入札を繰り返し、他者の参加をためらわせる。落札しても連絡せず、次点はキャンセルし、低額で品物を手に入れる。


出品者は

   ○落札者を「悪質と判断」すれば排除できる。
   ○しかし評価は出品者・落札者同士でも行われるため、「報復的な評価」をされることもある。
   ○PS3では、「自分以外の出品の妨害目的」でもこうした「不適正入札が行われていた」と見られる。


12月になって詐欺被害の訴えが相次いだ法人出品者「家電ドットコム」の問題

 →当初、「落札者からの高評価が200件」もあった。
 →これも「入札呼び込み用の自作自演では」との指摘が出ている


<ヤフーの監視対応>

 ○ヤフーは200人が交代で不正を監視
 ○ホームページで注意喚起

   →あくまで「利用者の自己責任」が前提


<同社オークション事業部>
「売れなかったものに買い手がつくなど入札拡大は相対的に出品者のメリットにつながる。不正対策は柔軟にやっていきたい」


キャンペーンは来年6月まで。





と、ここまで見ると

「よく分からなくなる」。



「入札拡大は相対的に出品者のメリットにつながる。」



ていうけど

メリットが大きいのは

「運営側」

でしょ。




「売れなかったものに買い手がつく」ことで

「手数料収入」が増え、

「条件を緩和」することで

「入札資格者」が

「約600万人→1800万人」3倍に!



「ネットオークション」に

ある程度の「リスク」が

つきまとうのは仕方ないけど

「配送方法を工夫」

したりして

「匿名性」を利用した

「リスクを軽減」

しようとしてる時代に

「誰でも参加」できる状況

作り上げて

「自作自演と見られる価格操作」や

「いたずら入札」

の温床を作っておきながら

「買う気のない者は支払いをしないので出品者に被害はない」

って断言するってのは

「正気」の発言?



実際、「匿名の参加者」が

増えることで

「落札者と連絡が取れなくなった」りすることは

「ありうる」わけだし、

「一人が三つの登録IDを使い分け」て

「低額で品物を手に入れ」たり

「妨害目的」の

「不適正入札」が

「今のシステム」では

「できてしまう」ってことが

問題なんじゃないの?



「不正対策は柔軟にやっていきたい」

ってのは「耳障りのいい」コトバだけど

要するに

「キェンペーンを見直すつもりは無い」し

「システムを改善する予定もなく」

「クレームがあった場合だけ」対応する

ってイミだよね。



これは「やったもん勝ち」っていう

「ヤフー関連会社の姿勢そのまま」

だよね。



ケイタイの「0円CM」もそう。

「言われた」から

「注意された」から

やめる。



「企業モラル」が感じられない。



今回の「サギとも思われる家電ドットコム」事件にしても

「落札者からの高評価が200件」

ネットオークション利用者の

「出品者確認」は

この「落札者評価」でしかできないわけだから

この「評価」が利用における

「キモ」だよね。



この「評価」の部分で

「入札呼び込み用の自作自演」が

「できてしまう」のは

「致命的な欠陥」

じゃないの?



利用者の

「自己セキニン」

が前提であることについては

「否定しない」けど



自社の都合で

「不正が可能なシステム」

に「作り変えて」おきながら

「リスクが増大」した状況を

「改善しようとしない」のは





ムセキニンなんじゃないの?
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大違い

2006-12-29 13:09:31 | Weblog
「たいしたハナシじゃない」って思ってたんでしょ

って雰囲気が漂うミス。







長男出生届けたら、戸籍に「死亡」 両親が奈良市提訴へ(抜粋)
2006年12月27日(水)朝日ドットコム

市役所に長男の出生届を提出したら

「戸籍に”死亡”と書かれ」

著しい精神的苦痛を受けたとして

奈良市在住の両親と長男が27日

「同市に100万円の損害賠償」

を求める訴えを

奈良地裁に起こす。

市は

「戸籍を電算化し、本来の状態に戻す」との

「約束文を両親に渡し」ながら

「放置」していた。

原告側は

「一連の対応はその場しのぎで、不法行為にあたる」と指摘。


<原告側>

長男は90年6月に生まれ

父親が同市役所に出生届を提出。

02年1月

長男の戸籍を確認したところ

「生まれた日付で”奈良市で死亡”と記載」

されていたのに気づいた。

市は直後に修正したが

「再製」の文字が残り

不自然な戸籍になった。

 ①当時の担当者が「2、3年後に戸籍を電算化するので、再製の文字は消える」などと記した約束文を両親に渡した

 ②担当部署内でこの文書は引き継がれなかった。

 ③戸籍の電算化もされていない。


<原告側弁護士>
「ミスを闇から闇に葬るような市の姿勢をただすのが提訴の目的」


<市の弁明>
「戸籍の電算化に必要な機器の設置費用などを来年度予算案に盛り込むことを検討中」。


<市民生活部長>
「戸籍の誤記や文書が引き継がれなかった点は市側のミス。現在は誠意を持って対応している」





「謝って済むハナシじゃない」って激怒しても当然の内容だと思う。



「自分の子供が生まれる」ってのは

人生がドラマだとしたら

「クライマックス」。



その瞬間をダイナシにしてる。

おそらく、この「お父さん」が

「とてもいいヒト」

だったから、

この事件は起きたんだと思う。

そうでなければ、

「誤記された」時点で

事件になってるから。



「市側のミス」にもかかわらず、

こんなタイヘンなミスを

「通常処理」した上、

「その場限りの対応」。



本来ならば、

「ふざけるな!!!そんな勝手な言い分があるか!こっちは何にもミスしてないのに、なんで2年、3年も待たなきゃいけないんだ。いますぐ直せ!」

ってなってると思う。



市の対応によっては

そのまま「マスコミの餌食」

になってただろう。



「戸籍の電算化に必要な機器の設置費用などを来年度予算案に盛り込むことを検討中」

とか

「”現在は”誠意を持って対応している」



なんて「ぬるいハナシ」だ。

「現在は」

なんて、これだけのことをすれば

「当たり前」のハナシ。



それに「タイセツなこと」を何も言ってない。



一つは「関係者の処分」。

担当者は当然だけど、責任者も処分されるべきじゃない?



もう一つは

「どうやったら同じことが起きないようになるか」ってこと。

そういう「ミス防止のための対策」が全く出ていない」。



「戸籍電算化」より前に、

「重要な事項についての引継ぎ」

が抜けないためにどうするのか?



「約束文」なんていう公式文書を一担当者が

「勝手に作って」

「勝手に渡した」

とすれば

そういう体制はどうなのか?







ちっとも「誠意」が感じられない。
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くさいものにはフタ

2006-12-29 00:26:03 | Weblog
埋めればいいってもんかねえ。







地下50mより深く埋設へ 解体原子炉などの廃棄物(抜粋)
2006年12月25日(月)共同通信

原子炉の解体や

再処理工場の操業で発生する

「比較的放射能レベルの高い」廃棄物について

総合資源エネルギー調査会小委員会は25日

「地下50メートルより深く埋めて処分」することや

「廃棄の記録を国が無期限に保管する」ことなどを盛り込んだ

報告書案について

大筋で合意した。

次回にも修正案をまとめ

「国民の意見募集を経て確定」する予定。

対象の廃棄物は

「原子炉を中に収納する圧力容器や制御棒など」で

一般の低レベル廃棄物よりやや放射能レベルが高い。







「廃棄の記録を国が無期限に保管する」

こともダイジだけど

問題は「メンテナンス」できるのか

ってことだと思うよ。



「地震大国のニッポン」ですからねえ。

一般的に「地下は地震に強い」

とは言われてるものの

「絶対は無い」!

しかも「大地震」が予想されてる状況だし。

「穴が開いて漏れた」は最悪!

公害訴訟になった「六価クロム」も

地下から染み出して被害を広げた。

この毒性物質は

皮膚につくと皮膚炎や腫瘍の原因になるだけでなく、発ガン性の疑いもあるとされる。六価クロムは気化しやすいため、消化器官や肺・皮膚などからたやすく吸収される(ウィキペディアより)。

というもの。



地下は「安全」じゃない。



しかも



「一度汚染された土地」は

すぐ元には戻らない



「埋めてしまえば知らん顔」じゃあ通らない。









「もんじゅ」後継、研究開発本格化 高速増殖原型炉(抜粋)
2006年12月28日(木)

「文科省と経産省、電気事業連合会など」は27日

福井県敦賀市にある

「高速増殖原型炉”もんじゅ”の後継となる実証炉」について

来年度から研究開発を本格化すると発表した。

概念設計を15年までにまとめる方針だ。

<国の計画>

 ○実証炉の建設を25年ごろに想定
 ○高速増殖炉は「核兵器にも使われるプルトニウムを燃料」としており、プルトニウムを取り出しにくくすることなどが課題

<両省>

 ○もんじゅの研究開発
 
  ①動力炉・核燃料開発事業団(現原子力機構)が研究開発の主体
  ②メーカー5社(日立や東芝、三菱重工など)が設備ごとに分担

   →各社の研究開発が重複するなど無駄が生じ、全体を見渡せる技術者が育たないなどの弊害

 ○今回の実証炉
  
  ①中核メーカーが新会社設立
  
   →責任と権限が集中する

<文科省 中村・原子力研究開発課長>
「(もんじゅでは)メーカー全体の技術力を底上げする意味もあったが、今後はできるだけ効率よく進めていく」


<もんじゅの事故>
95年のナトリウム漏れ事故で運転を停止。

原子力機構は

「08年5月ごろの運転再開」

を目指して復旧工事を進めている。

事故原因となった

「温度計の設計ミス」

を見落とした

「動燃の研究開発体制が問題」

になるなどした。





「廃棄物の処理」のハナシが浮上するのも

「開発」が進んでることと

ムカンケイじゃないと思う。

でも、「廃棄物」だけじゃない。

本体が一番キケンだ。







玄海原発2号機で放射性物質漏れ、燃料棒に微小な穴(抜粋)
2006年12月26日(火)

佐賀県玄海町の九州電力玄海原子力発電所2号機(加圧水型軽水炉、出力55万9000キロ・ワット)で今月

「放射性物質の漏えいが確認」され

九電は26日

「燃料棒にピンホールと呼ばれる微小な穴が開いていた」

ことが原因と発表した。
 
「周辺環境に放射能の影響はない」としている。







同じ「玄海原発」。







弁から冷却水漏れか/玄海原発、環境へ影響なし(抜粋)
2006/11/12

九州電力は12日

定期検査中の玄海原発4号機(佐賀県玄海町、加圧水型軽水炉、118万キロワット)で

「加圧器の圧力を調整する弁の出口温度が上昇した」

と発表した。

「加圧器からの高温の1次冷却水が、何らかの原因で漏れた」

ためと考えられる。

外部への放射能漏れなど

「環境への影響はない」という。

加圧器は原子炉格納容器の中にある。

漏れ出したとみられる冷却水は微量。

格納容器外に漏れていない。


<九電>

11日午後

弁の出口温度が上昇。

同日夜

「通常の温度を30度以上超える73度」に達した。

加圧器と弁の間の元弁を閉めると

「12日にはほぼ通常温度」

に戻った。

出力を下げ、原子炉を停止して点検する。


4号機は今年8月からの定期検査を11月上旬にほぼ終了

調整運転中だった。







続報。








玄海原発:4号機、通常運転に復帰 経産省検査終える /佐賀(抜粋)

玄海原子力発電所4号機が

経済産業省の検査を終え

「15日から通常運転に復帰」したと発表した。

調整運転中だった同11日

1次冷却水の蒸気圧を調整する

「加圧器逃がし弁」に

「異物が付着して微量の蒸気が漏れていた」ため

原子炉を停止し、詳しく調べていた。

毎日新聞 2006年12月19日






ということ。



「玄海原発での事故」

 ①2号機 

  燃料棒に微小な穴
  →放射性物質の漏えい

 ②4号機 
  
  異物が付着
  →微量の蒸気漏れ
  →弁の出口温度が上昇(通常の温度を30度以上超える73度)



頻繁に事故が起きてる。

しかも、「異物が付着」して

「微量の蒸気漏れ」だけで

「通常の温度を30度以上超える73度に温度上昇」

って、「ほとんど倍」じゃん!



こんな「デリケート」な代物を

「ちゃんと扱えるのか」

ってハナシです。



「環境への影響はない」からいい

ってことにはならない。

今回は運良く「影響が無かった」だけ。



「もんじゅ」の事故では

「拙い対応」で被害を広げ

2004年8月の「美浜原発事故」では

「5人が死亡」してる。



「対応も拙ければ」

「事故も起きる」

それが「原発」。

こんなに事故が起きているにもかかわらず、

「玄海原発」では

新たに「プルサーマル」を計画してます。



計画了承による「交付金」で県が潤ったり

電力会社の「利得」が大きい。






原発事故「2次損失」に賠償請求へ 日立に中部電など(抜粋)
2006年12月27日 朝日ドットコム

中部電力浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)と

北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)が

「日立製作所が設計・製造したタービンの損傷事故で運転が停止」

している問題で

両社は26日

「代替運転している火力発電所などの燃料費との差額分など”2次損失”」についても

「日立の負担を求める」方針を固め

損害賠償に向けた協議の開始を申し入れた。

発電所事故で

「メーカーに2次損失の賠償まで求めるのは異例」で

日立の経営に大きな影響を与える可能性もある。


浜岡5号機は今年6月から

志賀2号機は同7月から

運転を停止。

その代わりに

燃料費が高い

「火力発電所の稼働増」で

電力需要を賄っている。


<損失負担(両社の試算)>
 ①損失の負担割合については今後の協議
 ②2次損失額概算(今年度末まで停止した場合)

  中部電 1050億円
  北陸電 130億円程度

  ※ 原油価格の上昇で火力のコストが上がっていることも影響


<北陸電 室崎執行役員>
26日「株主や地域に対する説明責任もある」
 →賠償請求の必要性


<中部電 幹部>
「原油高の影響まで日立に負わせるのは困難」
 →損害額が1000億円と北陸電に比べ、巨額なため


<中部電 三田社長>
「請求額も含め日立と協議したい」


<日立側 関係者>
「前例がなく、考えてもみなかった」
 →電力会社との共同調査では「当時の知見では予見は困難」とされていた


<日立>
今期、補修費用分として

350億円の引き当てを決め

「550億円の当期赤字に転落」

する見通し。










浜岡原発の事故(5号機タービン羽根破損)は

「今年の6月」に起こってる。

「原油価格の上昇で火力のコストが上がっている」とはいえ

たった半年、「原発の1基が未稼働」なだけで

「1050億円」

の損失。



1ヶ月に「180億」の損!



最近、いろんな事故で

億単位の賠償額が話題になるけど

ソニーの電池でも

「510億」

半分だ。

いかに「巨額」なのかが分かる。



原発のウラに「巨額マネー」あり。



でも



そのリスクも「巨大」。



モスクワの墓地内には

大爆発を起こした「チェルノブイリ事故」で

「犠牲となった消防士が埋葬されている記念碑」が

あるらしい。







でも、本当の墓標は「チェルノブイリ原発」そのものだ。



そこは今でも「生命の存在」を禁止されている。
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黒幕、前へ!

2006-12-29 00:25:24 | Weblog
「匿名希望」禁止(一除外あり)!







<発信者情報>同意なしで開示へ ネット被害で業界が新指針(抜粋)
12月26日 毎日新聞

インターネット上の「プライバシー侵害や名誉棄損」について

「総務省と業界団体」は

情報を書き込んだ「発信者の同意がなくても」

「被害者に発信者の氏名や住所などを開示」

する方針を固めた。

これまでは「発信者が開示を拒否」すれば

「誰が悪質な情報を流したか被害者側には分からず」

泣き寝入りするケースが多かった。

業界団体は

新たなガイドライン(指針)を年明けに作り

「来春から導入」する。
 
02年に施行された「プロバイダー責任制限法」は

プライバシー侵害など「正当な理由があれば」

被害者がプロバイダー(接続業者)に対し

「書き込みをした発信者の情報開示を求める権利」

を初めて認めた。


<実際の運用>

「どのような内容が侵害に当たるか明確な基準がなく、業者側で判断できない」(社団法人テレコムサービス協会)

  →発信者の同意が得られなければ事実上、開示できなかった


このため、

同法に基づく「自主的な発信者情報開示のためのガイドライン」

を策定することを決めた。


<原案>
 
 ○プライバシー侵害
  
  =個人を特定する情報を掲示板などに勝手に書き込む行為 

   ※ 他人の氏名や住所、電話番号などの他、個人を名指しして病歴や前科を公開することも含
 
  ①「プライバシー侵害」があった場合
   
   →プロバイダーが被害者からの要請を受け、

    「発信者の同意がなくても」
   
    氏名や住所、電話番号、電子メールアドレスなどを開示できるようにする。
 

  ②名誉棄損について

   →プロバイダーによる「任意の発信者情報開示」

    をあまり広く認めると

    「政治家や企業経営者らの不正や問題点の内部告発までネット上からしめ出す懸念もある」(業界団体幹部)

    これまでの名誉棄損裁判の判例も踏まえ

    公共性や公益性、真実性などが認められない

    「個人への誹謗や中傷に限って」

    自主的な開示の対象とする。
 

被害者は裁判で

発信者情報の開示を求めることが多かったが

「悪質な書き込みをした発信者」を

早急に特定し

「損害賠償請求できる可能性も高く」

なるとみられる。
 

業界と総務省は一般からの意見も募集したうえで

「早ければ来年2月にも導入」する方針。








「2ちゃんねる」訴訟ははっきりしてないけど、

「悪質な書き込み対策」ともいうべき内容が上がってきた。



「プロバイダー」というより「書き込んだ個人」に対して

「賠償」させる方向性が明確になってきた。



「匿名性」に支えられて「言いたい放題」だったところが

「少なからずある」と思うけど

こうなると「少し変わってくるかも」



とは言うものの

今回の原案では

「名誉棄損について」

はグレーっぽい。



「やしきたかじん」さんに対して

テレビ番組の放言で

賠償判決が出てたけど

あの場合は「過剰な表現」があった(=全て真実ではない)という認定。



例えば「真実性が認められる」ものが

「どうなるのか」?

はファジー。



それに「真実性」と言っても

ネットの内容なんて「うわさバナシ」だし、

そういうものまで禁じるのか?とか



「ニュース」を発信源にウワサが広がった場合

そのニュースの内容が間違っていて(トキドキあります)

「その尻馬に乗ったら」どうか?とか



難しいと思う。



あまりにも「無責任な書き込み」とか

「荒らし」みたいなのが整理されるのは

いいかもしれないけど、

「カブキチョウ」や「ススキノ」一掃作戦みたいに

「徹底的に掃除」して

「ネットの深みまでなくなっちゃった」ら





悲しいね。
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ヤマトダマシイ

2006-12-29 00:23:26 | Weblog
「オヌシ、ヒレツな!」

「それでも日本男児か!!」








宇宙戦艦ヤマト「ありふれた表現」 著作権侵害認めず(抜粋)
2006年12月28日(木)朝日ドットコム

アニメ「宇宙戦艦ヤマト」に登場する戦艦や人物に似たキャラクターを配した

「パチンコなどの映像」が

「著作権を侵害」しているかどうかが争われた訴訟で

東京地裁は27日

販売差し止めなどを求めた映像制作会社側の訴えを退け

「遊技具メーカー側の勝訴判決」

を言い渡した。


<裁判長>
「宇宙空間を背景に先端部の発射口から光線を発する飛行物体を描いた映像などは、特に目新しい表現ということはできない」


<あらまし>
遊技具製造大手の三共などが製造した

「パチンコやパチスロなどに使用された映像」。

 ○「大ヤマト」のタイトル
 ○「宇宙空間を飛行する戦艦」や「軍帽を目深にかぶった熟年の艦長」が登場

  →原告側「宇宙戦艦ヤマトや沖田十三艦長をまねたものだ」と主張


<裁判長>
「宇宙を戦艦が飛行することはアイデアにすぎず、著作権法の保護対象ではない」

「宇宙戦艦ヤマトの外観は、艦首に発射口があることを除けば、戦艦大和のプラモデルにも似ている」

「ありふれた表現だ」

乗組員などの人物について
「アニメの登場人物は顔や服装などの細部の違いで相当に異なった印象を受ける」

 →著作権の侵害は認められない


「パチンコやパチスロはすでに販売を終了」しているが、店によっては現在も使われている。







また、ちょいネタです。

著作権は難しい。

「宇宙を戦艦が飛行することはアイデアにすぎず、著作権法の保護対象ではない」

なんて

「全然理解できない」

あ、そーなんだ、って感じ。



「宇宙を戦艦が飛行する」なんて

後にも先にも

「ヤマト」だけなのになあ。



「艦首に発射口があることを除けば、戦艦大和のプラモデルにも似ている」

は笑える。



「戦艦大和がモデル」だってばさ!



やっぱり「イッパンジョーシキ」ないのね、裁判官て。



大体、

「艦首に発射口が」あって

「宇宙を戦艦が飛行する」アイディアを

「ありふれた表現だ」



とは「作品を冒涜する」コメントじゃないの?



かわいそうな「松本零士」さん。




これだけ似てたら「誰が見ても」

「宇宙戦艦ヤマト」

だけどなあ。



「似てる似てない」の著作権サイバンて

サイバンカンさんによるんですねえ

残念「ハズレ」です。






しかし「三共」さんもセコイ商売するねえ。



「大ヤマト」ププッ。
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タイムトラベラー

2006-12-28 15:10:56 | Weblog
「時をかけるオヤジ」捕まる。







競馬新聞懸賞詐欺 兄弟に実刑判決(抜粋)
2006年12月28日(木)

「レース前日の消印」を押して

「競馬クイズの応募はがきを郵送」し

懸賞金をだまし取ったとして

有印公文書偽造や詐欺などの罪に問われた

いずれも岩手県二戸市の日本郵政公社職員(兄(42)と弟(41))の

判決公判が27日

盛岡地裁で開かれ

裁判長は両被告に

懲役2年6月(求刑懲役4年)の

実刑判決を言い渡した。

<裁判長>
「郵便局員の地位を悪用した悪質な犯行で、常習性も顕著」

被告が「実際に購入した馬券がほとんど外れ」

クイズでは「すべて的中」している不可解さなどを指摘

 →「不正行為が推認される」


両被告は起訴事実を否認していた。


<判決>

両被告は共謀して

平成17年4~6月にかけ

競馬新聞企画の「3連単クイズ」で

「レース前日の消印を押したはがき」に

「レース後の結果を記入して郵送」

「懸賞金計29万5100円を詐取」した。








ちょいネタだけど、おもしろい。

盲点をつく犯罪。



ただ「推理小説のテクニック」では

「禁じ手」です。



こういうヒトたちが犯人になっちゃうと

「推理小説」も

成り立ちません。

厳しく裁きましょう。






次週予告

「過去に遡ったオヤジ、現実に戻る」

お楽しみに。
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不謹慎とは思いますが・・・

2006-12-28 15:09:40 | Weblog
坊主丸儲け・・・というコトバが浮かんできます。





お布施泥棒600件自供、飛行機で移動し高級ホテル泊(抜粋)
12月28日3時6分配信 読売新聞


熊本県八代市の寺に盗みに入り

住職にけがを負わせたとして

4月に県警に

強盗致傷容疑で逮捕された

「住所不定、無職被告(55)(公判中)」が

調べに対し

この10年間で

北海道と沖縄、徳島県を除く44都府県で

「寺のお布施」を狙って

「約600件の窃盗」

を繰り返したと供述していることがわかった。


<県警>
うち約350件(被害総額約3億4000万円)の裏付けを取り

これまでに12件(同約1400万円)

を追送検。

泥棒行脚に

 ○飛行機や新幹線を使い
 ○宿泊は高級ホテル
 ○熊本市と大分市でマンションを借り
 ○大分市のマンションには交際相手の女性を住まわせていた


藤井被告は

3月28日午前0時20分ごろ

八代市の寺の庫裏で約4000円を盗んだところを

住職に見つかり

逃げる際に石で住職の頭を殴るなどして

約1か月のけがを負わせた。

現場に残された眼鏡は

「約70万円もする高級品」で

県警は販売経路から

「藤井被告が購入」していたことをつかみ

「4月13日に逮捕」した。








世界中の

「住所不定、無職」の中でイチバン金持ちじゃないかな、と。



それにしても

約350件で

被害総額約3億4000万円

単純計算で

1件当たり「97万1千円」!



そりゃあ、豪遊もしますよ。



しかも、中には「約4000円」なんてのもあるわけだから

「あるところにはある」と。



まあ「正しい目的」に使われるのだとは思いますけどね。








時はカネなり、ゴーン(108つ、煩悩の音なり)。
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